足元から冷え冷えとする、寒い日が続いていますね。雨模様が続き、日中、お買い物に行くのも億劫になります。でも、春のお花が咲き始めているシーズンなので、お庭には出たくなる!雨の合間、しっかり着込んで、お庭に出てきました。
今週咲き出したのはクリスマス・ローズ!
写真1のお花は、6月頃に株分け品を買ったもので、お花の写真が付いていなかったものを「えい!」と買いました。割とお値段がお安めだったこともあり、「どんなお花が咲くのかは咲いてからのお楽しみ」というロマンに駆られてお迎えしたものです。お庭が日当たりが良いので夏を越せるか心配していましたが、とても元気に育ってくれました。そして咲いたのが、このお花(写真1、2)!
実はあまりクリスマス・ローズには詳しくないので、この機会にと調べました。
花、と言いましたが、一番大きな外側の「花弁」に見えるものは、実は「萼片」。その内側に見える筒状のものが、本当の「花弁」であるそうです。でもこれもいわゆる「花びら」ということでもなく、蜜線が花弁状に変化している部分であり、これを「ネクタリー」と呼ぶのだそうです。
写真3は「八重咲(ダブル)」のクリスマス・ローズですが、先に学んだことに従えば、こちらはネクタリー部分が無く、萼片が大きくなって多弁化したもの、ということになりますね。
写真1、2の花の形は「セミダブル」型、というそうです。大きく花弁状に進化した萼片の内側にネクタリーを持つタイプと表現できます。
写真1、2と写真3では、花の形状タイプが異なりますが、色のタイプはどちらも「ピコティ」というタイプ。萼片やネクタリーの縁に色が出るタイプのもので、特に写真1、2のように、細い縁取りであるタイプは、「細ピコ」と呼ばれているそうです。
花の形状と色の出方によって、分類が成されているクリスマス・ローズ。始めから全部覚えようとすると大変だと思いますが、手持ちのものから調べていくと、やはり現物が手元にあるので、確認しやすいですね。
寒くて外に出るのは億劫になりますが、お庭のお花に「咲いたよ!」「おいでよ〜」と呼ばれてしまうので、そうなると行かないわけにはいきませんし、たまにはじっくり、身近なお花達のことを調べてみるのも良いものですね。新しい発見があります。
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