ともたん0128さんの園芸日記
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ともたん0128さん  大阪府
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【24.4.30】4月も終わりendendend

2024/04/30
【24.4.30】4月も終わり[i:175][i:175][i:175] 拡大 写真1 【24.4.30】4月も終わり[i:175][i:175][i:175] 拡大 写真2 【24.4.30】4月も終わり[i:175][i:175][i:175] 拡大 写真3

みなさんおはこんばんちわ。

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いや~4月も終わりで早いですね~。年を重ねると時間が経つのが相対的に早くなるように感じることをジャネーの法則で説明できることをこの日記でもう5回以上説明してるのでしません。
まだ4月なのにほんとに蒸し暑い。何だこれは?
話はがらりと変わって皆様ご飯を食べた後に言う「ごちそうさまでした。」の「馳走」ってどういう由来かご存知ですか?私が知らなかったのでおそらく皆様もご存知ないと思います。「失礼な!」と言う声が聞こえてまいりましたがそんなのはガン無視でございます。
馳走とは本来馬を駆って奔走することなのです。昔は今と違って客人に料理をもてなす為に馬であちこちに食材を仕入れて回ったことから転じて「ご馳走」が客人をもてなす為の豪華な料理と言う意味になりそれに対する感謝の意味を込めて「ご馳走様」と言うようになりました。
この習慣が「いつから始まったか?」と言う事に対してはインターネット上では「比較的新しい」や「江戸時代から始まった。」等、様々書いてあるのでどれが本当なのかはわかりません。
もう一つ日本では食べる前に「頂きます。」と言う習慣があります。これは食材やその命、そしてその食材や料理を準備してくれた人たちに対する感謝の意です。しかし、海外を見て見ましょう。海外はそう言った食べ物に対して感謝の意を伝える習慣がないので言うとすれば一緒に食べる人に対して「召し上がれ。」と言う意味で
ドイツ語なら「guten Apetit/グーテンアペティート」、フランス語なら「bon Appétit/ボナペティ」そしてイタリア語なら「Buon appetito/ブオナペティート」と言います。これらは直訳すると「良い食欲」となり知らないと「何のことを言っているのかさっぱり」になってしまいます。ちなみにドイツ語のApetit、とフランス語Appétitだけ大文字で始まっているのはこれら二言語の「名詞の頭文字は大文字にする。」と言う規則からです。
ここから分かるのは日本はいい意味で異質だと言う事です。それと「頂きます。」はアミニズム(神道)が起源で「ご馳走様」は仏教由来です。

前置きが長くなりましたが本編も長いので覚悟してください。
それでは早速本日のお写真の解説に参ります。

📷①キンギョソウ(オオバコ:実生)
ここでコール入りま~す「〽咲いた~咲いた~キンギョーの~は~な~がぁ~(^^♪」
これは昨秋9月2日に播種したものですが生育がかなり悪く業を煮やして移動してしまったためこの他の株が全滅してしまいました。
このキンギョソウも開花がかなり遅いです。唯この子だけ開花してくれた事が救いです。
キンギョソウは2020年にあちこちから集めた種子を2021年9月に播種しその翌春は2色播種したのが4色展開となり第キンギョソウ祭りになりました。
もしかしたら生育が悪いのは種子が古いせいもあるかもしれません。

続いてこれから開花するもの及び咲き始めたものを紹介します。

📸②スイセンノウの花芽(ナデシコ:意図しない実生)
一昨年色々紆余曲折があり3年越しで開花したスイセンノウですが昨年は剪定を誤り寂しい開花期となりました。今年は一昨年の開花結実から生まれた子供があちこちの鉢から顔を出しました。
しかし花芽があるのは花壇だけです。今年は結実する前に絶対花茎を落とします。でないとスイセンノウだらけになってしまいます。
所でこのスイセンノウ沢山の別名がある事で有名ですが皆さんは空で言えますか?私は言えます。
①スイセンノウ、②リクニス・コロナリア、③シレネ・コロナリア、④ローズキャンピョン、⑤フランネルソウ、⑥ビロードソウ、⑦ヒトリムスメ(地域限定)他にもあると思いますが・・・
種子は沢山あるのでナンボでも譲ります。

📷③タチアオイの花芽(アオイ:実生)
土が少ないと開花しないことが分かったので今回は野菜用の深いプランターに移植しました。すると花茎を上げ始めました。
花壇には3年前の実生株で土が少ないせいでずっとくすぶっていた(開花しなかった)通称「お局様」と呼ばれている(私からだけ)タチアオイがやっと花芽を付け始めました。
奇麗に咲いて欲しいです。一昨年のトロロアオイの様に開花直前で枯れるのだけはやめて欲しいです。
こちらも種子をナンボでも譲ります。

📷④ハマギクの花芽(キク:実生)
昨年の5月に播種したのですが播種から1年で2回の開花期を迎えます。これは妻とドライブに行った先に沢山植栽されていたものの花殻から抽出した種子を播種したものです。
前季は奇形の花一輪で終わってしまいましたが今季こそ汚名返上したいです。しかし奇妙な点があります。ハマギクの開花期は秋です。ドライブに行った先も12月に枯れた花が沢山ついていたので恐らく秋開花と言う事が予想できます。
なのにこの株は春~夏開花。私の推察では「暫くお家で生活していたのが関係しているのではないか?」と踏んでます。開花時期の時計が狂ってしまったんだと思います。あるいはここから開花まで時間を要するか。
ニッポン在来の一属一種の花です。
こちらも種子をナンボでも譲ります。

ハマギクについての解説:https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1137080

📷⑤ハマナデシコの花芽(ピンクの栽培品種:ナデシコ:実生)
ハマナデシコの栽培品で他の白色、藤色より良く咲いてくれます。📷⑥のサポナリアと混植にしています。また、ハマギクの鉢にも居ます。ハマハマコンビです。
こちらも種子をナンボでも譲ります。

📷⑥サポナリアの花芽(ナデシコ:挿し芽)
こちらは八重咲なので不稔です。その代わり地下茎でバンバン広がります。地植えは避けたい種類のひとつです。
この日記で何度か言ってますがいまだにドウカンソウ(サポナリア・バッカリア)の事をサポナリアと呼ぶ方がおられますが
あちらはバッカリア属なのでサポナリアと呼ぶのは相応しくありません。
このサポナリアは学名をサポナリア・オフィシナリスと呼び別名をサボンソウ、ソープワートと呼びます。いずれの名前も過去に石鹸として利用されていた
事に由来するものです。

📷⑦ベニバナサルビア(シソ:零れ種発芽)
ここでコール入りま~す「〽咲いた~咲いた~ベニバナサルビアのは~な~がぁ~(^^♪」
真っ赤なベニバナサルビアの開花報告は済んでますがピンクはまだでした。
このベニバナサルビアも我が家に長く続いている種類の一つです。しかしま~花弁をボロボロ落とす汚し屋です。
正式な名前はサルビア・コクシネア"コーラルニンフ"です。しかしよく似たものにタキイのサルビア・サクラプルコがあります。
お花は全く一緒なのでマンションの植え込みから採種した私には知る由もありません。
こちらも種子をナンボでも譲ります。

📷⑧⑨⑩ハルジオン畑(キク:雑草)
見てください。今年は除草しなかったのでこんなに沢山咲いてます。📷⑩はほんのりピンク色がかったものを撮影したのですが分かりづらいです。
実はハルジオンもヒメジョオンも共に日本人が観賞用に北アメリカから移入したものです。それがこの有様です。
日本にはこうやって園芸用で輸入したものが逸出帰化したものが本当に多いです。その為に住処を追いやられある地域全滅したものも中には居るでしょう。
こちらも種子をナンボでも譲ります。え?「要らん」て?

📷⑪ホスタ(キジカクシ:植栽鉢上げ)とネモフィラ(ムラサキ:零れ種発芽)
この鉢に菊一さんから頂いたナンバンギセルの種子を播種しました。ホスタの根に寄生させます。
ネモフィラと開花すればナンバンギセルの種子もお譲りします。

📷⑫ニワゼキショウ(アヤメ:零れ種発芽)
私が公園から連れてきてもう4年になるでしょうか?毎年芝生の上で咲いてくれます。
先日開花報告したのオオニワゼキショウと草丈が同じです。命名は発見した時の状態で付けていると言うのが分かりますね。
ちっとも「オオ」では無いです。セイタカアワダチソウも同様に生えている環境によっては全く「セイタカ」が当てはまりません。
こちらは種子を抽出するのが面倒なのであげません。

所で今日の本題。
今日はエリゲロンについて解説します。
「え?あのゲンペイコギクの事?」と思われた方。当たらずとも遠からずです。
園芸ではエリゲロンと言うとゲンペイコギク又の名をペラペラヨメナの事を指しますが学術的にはエリゲロンはキク科のムカシヨモギ属の事を指します。
ムカシヨモギ属は世界で200種以上存在します。その多くは北アメリカに自生しています。それでは日本に分布するムカシヨモギ属の主な植物達を紹介していきます。先のハルジオンもその仲間です。

①ハルジオン(春紫苑:Erigeron philadelphicus)
よく似ているヒメジョオンと対比されますが違いの一例によく挙げられるのは茎をつまむと凹むので中空と分かります。そして蕾が下垂します。
花弁にピンクを帯びるものがあり葉は茎を抱きます。
日本には1920年代北アメリカから観賞用で移入されその繁殖力をして日本中に広がりました。要注意外来生物。

②ヒメジョオン(姫女苑:Erigeron annuus)
よくハルジオンと混同してヒメジオンと言う表記が見られますが姫紫苑と言うシオン属の別の植物がありますので利用すべきではないのは当然として
完全な誤りです。ハルジオンと違い茎をつまんでも凹まないので中実と言う事が分かり蕾は下垂せず花色は白のみで茎に葉は葉柄で付きます。
日本には1865年頃に北アメリカより観賞用で移入され明治期にはすでに雑草化していました。日本の侵略的外来種100選に選定されました。要注意外来生物。

③ゲンペイコギク(源平小菊:Erigeron karvinskianus)
花色が白から赤に変化することからこう名付けられた。他に別名としてペラペラヨメナ、ペラペラヒメジョオンなどがあり、①②番と比較するとかなり少ないですが帰化しているのが近所でも目撃できます。
エリゲロンとして売られているのは本種です。

④ヘラバヒメジョオン(箆葉姫女苑:Erigeron strigosus)
大正時代に確認された北アメリカ原産の帰化雑草。下葉に鋸歯が無くヘラの形をしているために名付けられた。恐らく日本でヒメジョオンと思われているものの内の何%かはこのヘラバヒメジョオンだと思われます。

⑤アズマギク(東菊: Erigeron thunbergii)
主に山地の草原などに自生する在来種です。いくつかの変種・亜種が存在します。アズマギクとして売られているものは実は本種ではなくミヤコワスレです。

⑥エリゲロン'アズールフェアリー'(Erigeron speciosus 'Azure Fairy')
北アメリカ原産、エリゲロンの青花品で可愛らしい。スぺシオサスの選抜品種。

いかがでしたか?

「ま~。」


ま~?


「ま~たいつか会いましょう!」


けーってくれ!


それでは股👋
#エリゲロン

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みんなのコメント(2)

こんにちわ

ヒメジオンは雑草ですね。
たんぽぽも食糧として輸入されたのでしたね。

スイスの友人はシーズンになると柔らかいたんぽぽの葉をスーパーで買ってきてサラダで美味しく頂き季節の香りを楽しんでます。私も彼女の家で2、3回くらい ご馳走になりました。柔くて美味しいのを探すのが難しいといつも言ってます。

ヒメジオンも輸入されたものとは知りませんでした、

返信する

rumikohさん、いつもコメントありがとうございます!

我が家ではハルジオンが猛威を振るっておりそこに虫さん達が沢山群がっています。
元園芸品種だけあるので群生させると奇麗です。今年は雨が多く除草を怠ったせいです。

タンポポは以前私も除草ついでに花を毟ってムシャムシャ食べてましたが今は除草ついでに食べるような量ではなくなったので除草もしてません。

ヒメジョオンももちろん我が家に居ます。
私は葉だけでハルジオンとヒメジョオンを見分けられます。

返信する
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