「ケニギン・ベアトリクス」 開花しました。
(Kordes 1983)
HT、木立直立、明橙~桃色&黄色、半剣弁高芯咲き、花径 12cm、1番花はステム長めで、ティの強香。
人気品種に比べると、不格好に大きく花弁が多くて、どっしりと重すぎて ”ちょうど良く咲かせる”のが意外と難しい子です。
色は毎年微妙に違って、日光にあたるとピンク気味に咲いてしまいます。かといって日陰に置くと調子が悪くなります。気温の影響も受けて、なかなかハッキリしたオレンジで咲いてくれません。今年は全体的にピンク気味の予感。それも好きですけれど!
花が重すぎて雨に打たれた時、細めの枝は寝てしまいます。(写真3枚目)
難しい所ばかり述べましたが、それでもこの樹勢の強さと黒星病耐性(株が若いうちは罹患しやすいので成熟してから)、コンパクトな樹形にティの強香は得がたい資質のはず。ステムにはほとんどトゲが無いし。1983年 作出とは思えない耐病性・頑健さです(最近の耐病性高い品種には負けるかも?)。風通しの良い場所なら2番花の終わりまで黒星病が出ません。秋はほぼ出ません。
何かのコラムで読んだバラの育種家による言では「Kordesが耐病性に力を入れ出したのは1980年代かつ、先見性があった。それ以来耐病性の高いバラを求め続けているナーセリー」とのこと。今やユーザーの会話に「耐病性」という言葉は頻出のものですね。めぐり逢っていれば、ロサオリのプログレッシオからうちのバラを選んだかも知れません。
交配作業に入れるのは明日以後かな……と、相変わらずソワソワしています。
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