昨日からの発芽ラッシュ。帰宅して楽しみに蓋を開けてみれば…
私の拙い撮影技術では見にくいかと思いますが、一枚目の写真、左上の角の辺り。パキポディウム・エニグマチカムの種子のひとつにヒョロ長い糸状の束が纏わりついていました。小さい頃、母方の祖母も数匹飼育していたよく分からない毛玉、ケサランパサランの幼生です。
幸運を呼び寄せるなんて都市伝説もありますが、発根中の弱々しい種子を狙った犯行は非常に悪質。審理の結果、もちろん主文は後回しです。
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【センナ寺にある法師】
すこしのことにも、先達はあらまほしき事を実感。
調子が良いかと思っていた発芽センナのうち、一本は発根箇所から黒ずみ溶けつつあるようだった。また大きく膨らんでいたふたつの種子にはブロブ様の水膨れができており、ピンセットでそっと触れたところ粘液が溢れ出た。胎動するメダカの卵の、未熟な稚魚をうっかり押し出し潰してしまったような、そんなショックを感じた。
秕・気温・湿度・土壌汚染・銃・病原菌・鉄、様々な理由が思われるが、原因は不明で不安が蟠る。
【勢いツートップ】
アデニウム・ドーセットホーンおよびパキポディウム・エニグマチカムに関しては(糸状菌汚染部位を別にして)非常に健全な発芽に思える。瑞々しく青々と、ウロコは整い目も濁っていない。これからの草勢に更に期待したい。
【緩フォルビア】
この子らは発芽が苦手なんじゃないかと思う。種から勢いよく飛び出して露出した根ごと横たわる子、なぜか地平面に対して平行に発根している子、力自慢とばかりに大量の砂粒を頭部で掘り返している子。真面目に芽吹こうとする意識が薄いのではないか。
こんな時期に根を触るのも明らかにマズイとは思いつつ、気になってしまいピンセットで埋め直した。溶けたらごめんね…
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