〔庭便り〕矢車菊の庭

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例年、ニゲラでいっぱいにしていたゾーンを、今年は思い切って矢車菊に変えました。昨年の9月より種を蒔いて育ててきた苗を、4月の桜の時期に庭へ植えました。種は昨年の8月10日に、若草大橋で行われていた交通安全のキャンペーンでいただいたものでした。たまたまその日、橋を渡ることがあり、料金所で通行料を徴収しているおじさんから「道の日」と書かれた種の袋を受け取りました。矢車菊の他、カレンデュラ、白花かすみそうの種もいただけたので、花好きな人間としては大喜び。それに、どれも今までに育てたことがなかったものだったので、自分だけの園芸では選ぶことがなかったかもしれないお花との新しい出会いがとても嬉しく、開花の日を楽しみに育ててきました。
　それから10ヶ月経ち、どの花も庭いっぱいにしっかり大きく育ちました！矢車菊の袋の表には青色の矢車菊しか写っていなかったので、まさかまさか、赤にピンクに紫、白とこんなに色とりどりの花の種が入っていたとは思っていなかったので、驚きました。お店で種を買い求めると、きっと花色毎に分かれて販売されていることが多いと思います。私はいろんな色がある方が良かったので、この種をいただけて本当に良かったと思います。
　先日読んだベニシアさんの著書「ベニシアのハーブ便り」にも、いろんな色の矢車菊がたくさん咲いていて、すごく綺麗だなあ、良いなあと思っていました。ベニシアさんの素敵なお庭には程遠いですが、同じお花が茨城でも見られてとても嬉しいです♪
　1月のお終いごろから咲いている黄色のカレンデュラもまだギリギリ頑張って咲き続けています。青い矢車菊の間に咲くので、見ていると•••うーん、IKEAっぽい。そうね、いつかスウェーデンも行ってみたいなあと思いつつ。無事に種が取れたら、来年も育ててみたいです。