まだまだ寒い英国の５月｜園芸日記by英国に住む小さいおば｜みんなの趣味の園芸

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15度の気温を上がったり下がったり気まぐれな英国の天気ですが、日本の異常な暑い5月に比べたら、植物にとっては比較的生きやすいのかもしれないとも思います。
私にとっては太陽と上着のいらない気温がなければ心がしおれてしまうのですが。

3年前に買ったアヤメが今年はとっても元気になっていくつも花を咲かせてくれています。定着するのに数年かかりました。昨年までは毎年1輪しか花をつけず、株も小さく、弱弱しかったです。とくに何もせずほうっておいたら、今年は葉も大きく成長しました。日本のビオトープほど透き通った美しさはないけれど、ミジンコやミズゲジが今年は元気に生きていて、昨年悩まされた糸状の水苔が今年はでません。ミズゲジくんのおかげなのかしら。
というわけで水の中は自然に増えた生き物できちんと循環され、鳥やリスが水をのみにやってきます。
池をつくった当初はすぐに腐ると思っていました。ボウフラもたくさんいたし、お隣さんの飛び出した木からの落葉で葉が沈没し、竹の棒を設置する前は、ハトたちがお風呂にしたりしていて、むちゃくちゃでした。でも一切除去系の薬は使わずひたすら放置。何かの水様植物の鉢に卵があったのかな。あるときからミジンコが現れ、それ以来毎年水をきれいにしてくれています。
一部だけめちゃくちゃ大きくなったコケマルくん（Match & Moss）をトリムして、成長のえらい遅いマツの周りに移植しました。うまくいくかどうか。
我が子より打てばかえってくる、放置してもきちんと育ってくれる庭の植物が一番の癒しでございます...。


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