春クレマチスの季節がひと段落し、今年はどのクレマチスも絶好調で楽しい年になりました。
そんな中で毎年注目しているわが家のクレマチス・絢爛の舞は、
今年も紅白咲き分け(源平咲き)でいろんな姿を見せてくれました。
写真1は今年(2024年春)に一株の中で咲いた咲き分けの花々、
写真2が昨年(2023年春)に咲いた同じ株の花々で、
最初に咲いた2022年から3年続けて、いろんな色に咲き分けました。
当初スタンダードな株の一部に、赤い花の咲く枝変わりが生じたのかな、と
思っていたのですが、
ここ2年の花の多様性を見てみると、実際はもう少し複雑で、
複数の要素が組み合わさって、いろんな姿の花が咲いているようです。
スタンダードと赤い花だけなら先祖返りのような一部の枝変わりですが、
とくに謎なのが赤と白が混ざり合っている花で、
ここには、もう少し複雑な成り立ちの片鱗が見えてきています。
赤い花は色だけでなく、花弁の形や硬さが違い、開花時期も標準の花より遅いので、
これは枝ごとの突然変異で片付けることもできそうですが、
赤白混ざった花は、複数の異なる細胞が混ざったキメラかも、とも思わせます。
結局単純な一部の枝変わりなのか、突然変異はどの部位から始まっているのか、
あるいは複製でキメラ状態は維持されるのか、
まずはそれを知るために、昨年各部位の挿し木をした1年苗を育てています。(写真3)
枝変わりなら赤だけの花が咲く株・標準的な株と分かれるか、
全株キメラ状態なら親株のように咲き分けの株になるか、
来春その謎ときの第一歩めが分かりそうです。
次のその2で、花の咲き分けのメカニズムについて、少し詳しく探ってみようと思います(たのしい)。
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