もう、午後7時でも明るい新大阪の街中です。
鉢中の除草も、雨が降る度に勢いよく伸びるのだ。
梅雨入り前であるが、気象変動で初夏と朝方の温度差が身に堪えるのだ。
このままでは、梅雨前線は列島の南方にあり、何時入梅か判りにくいね。
『あけび』と『オリ-ブ』は何とか小盆栽で実を留めたね。
【柿の実盆栽は『老爺柿』で簡単になったね。】
【実のあるで小盆栽づくりが、ムツカシイ3種は?】
豆柿や千成柿の実成柿がやっと出来る様になったが、老爺柿の進出で「葉の大きな柿盆栽」は人気も、小盆栽づくりも廃れてきたね。でも、
小盆栽、とりわけ【実盆栽】では、『姫リンゴ』や『美男葛』『カリン』の制作が一番難しいです。
【松柏盆栽】は、種蒔きからでもスパン年数をかけるとその老木の生きた樹の絵、その全姿が出来上がるのだが。
私どもが苦労して小盆栽での実盆栽に挑戦しているのは、『姫リンゴ』と『美男葛』の小盆栽づくりである。
『姫りんご』は、「ズミやカイドウの台木を育て、接木して実を成らした小盆栽づくり」なのだ。
姫リンゴも挿木では開花結実まで持ち込めない。
★ズミやカイドウは、りんご属だが、「姫りんご」ではない。
★「市販品を買って受粉しただけでは面白くもない。」
『ビナンカズラ』は、どの園芸書にも雌雄異種などと書かれているが雌雄同種である。すなわち、
「雄樹は見たこともなく、実在しないのだ?」
この1本のツル性の樹に雄花雌花の咲く時期が異なる。
これを、「小鉢で実を留め、実盆栽づくり」に挑戦している。
きれいな実を作るには、受粉工夫と樹勢が要るのである。
『カリン』これも、種蒔きから挑戦しているが、【小盆栽】で実を着けるのはムツカシイ盆栽である。
実の留まった盆栽を購入しても、すでに大鉢の中の実成り盆栽で、翌年には実が留まらず、持ち込んだ樹形は古木で大鉢盆栽になるのである。
写真1 今年も鈴生りの『山柿』
写真2 「ただ、盆栽として葉が大きいので、人気は『老爺柿』になったね。」
写真3 ツルでジャコウアゲハの食草として挿し木で殖やすね、約10本の『有馬ウマノスズクサ』。この新大阪の街に飛来するか、どうかは不明ですがね。
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