休耕畑一面に広がるヒナゲシは、延々と平地が広がる北ドイツの風物です。放置された旧東ドイツの国営農場なのではないかと思います。個人の畑でこれだけの規模があったら、寝かせておくことはしないと思います。特に近年、畑を休ませるくらいだったらバイオ燃料用のトウモロコシを植えることが多いので。
ロシアのウクライナ侵攻で、21年に植物油が何カ月も一切手に入らなかったことがあり、以降、休耕畑を菜の花畑にしたところが多く、ここまでの群生を見るのは久しぶりです。
5月に演奏会を開いた郊外の教会へ行く道すがら、この辺りだったらひょっとして見られるかも、と見当を付けておきました。開花中、何度でも来たいです。間にヤグルマギクやマーガレットが交じっています。遠くの方にヤグルマギクの群生も見えましたが、近くまで行く道が見つかりませんでした。
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|
おはようモンロ... 2024/07/08 | 何かがおかしい🌿 2024/07/08 | 富貴草(フッキ... 2024/07/08 |
![]() |
![]() |
![]() |
ブルーベリー(... 2024/07/08 | 夜中の投稿😅 2024/07/08 | 風蘭 2024/07/08 |
なんとキレイな赤なのでしょう(^^)。何度も見たくなりますよね。どこまでも続いてて、これをリアルに見られたのはうらやましいです。
返信するそんちんさん
こんばんは
ナガミノヒナゲシのオレンジ色よりずっと濃い赤で、花も大きいです。旧東独圏北部に残っています。
7月には刈り上げてしまいます。
うわっうわ〰〰❤️🤗❤️
返信するこんなに沢山咲くヒナゲシを見れて感無量です。
お花は平和の象徴ですね🙆
素敵な写真ありがとうございます。
種を蒔くのでしょうか?
葵子さん
こんばんは
花色が濃く、花も大きいので、見ごたえがあります。
英語圏では、ヒナゲシは亡くなった兵士の象徴なのだそうです。
この辺りでは自然に任せ、種は播いていないので、カラスムギや麦、ヤグルマギクなどが交じっています。西ドイツにはヒナゲシの群生を観光名所にしているところがあり、写真を撮る人のための畔道を作ったり、色とりどりのケシを植えたりしています。
こんにちは~~
返信するすごいね~~どんだけ広いんだ?
日本だったら北海道くらいでしか見られない広さなんでしょうね
きれいだろうなあ~~
日本もさー、テレビで食糧難が来るとか言ってるわりに、休耕田が広がってて草ぼーぼーなんだよね~~
もう誰も農業はやりたくないんだね、きついから
ann さん
こんばんは
片側は青々した麦畑、反対側はケシやヤグルマギクが入り込んでいます。
義姉のところも酪農家で、屋敷周囲の広大な畑で飼料と自宅分の小麦、ジャガイモその他を作っていましたが、息子二人は後を継ぎません。畑は貸しています。
完全無農薬、有機肥料だけの自然栽培に切り替える話もあったのですが、切り替える前に三年畑を休ませなければならない、一種だけの大規模栽培からあれこれ作る栽培方法に変えるとなると、人手や技術が要るというのもありました。
ベルリンでも、全国からトラクターで乗り込んだ農家さんのデモが凄く、交通が完全にマヒしました。卵、穀類、根菜類などを出来るだけ安く大手スーパーに納入しなければいけない、大規模農場しか採算が合わない、干ばつや大雨が酷い…大変です。
小春さん
返信するこんなにひなげしが咲いている光景素敵ですね。子供の頃ヨーロッパの農業は三圃式農業?とかと習いましたが今どき休ませたりしないのですね。こちらでは二毛作とかで年中何かしら生えてるものだと思ってて新鮮に感じたのを思い出しました。
しましま実花さん
こんばんは
ヒナゲシの群生地は打ち捨てられた畑も多いかも知れません。東独の国営農場がどうなったか、詳しくは調べていませんが、西ベルリン郊外にも打ち捨てられた果樹園が沢山あります。
近年はローマ人がもたらした農法が見直され、見本農場がいくつかあります。様々な果樹を植え、下草を生やして羊を飼い、排泄物はそのまま肥料になる、同じ植物は大量に作らないなどです。
ナス、トマトなど暖地の野菜はEU から入ってきますから、ドイツの農耕は相変わらず小麦かライ麦、飼料用の燕麦、ジャガイモ人参玉ねぎの根菜、アスパラガス、地面の上のものといったら、キャベツくらいで、大きな農場は三圃式農業も続けていると思います。規模が小さい所は、燃料用のトウモロコシを植えた方がコスパが良いらしく、主人の田舎へ行くと、年々トウモロコシばかりになっていてビックリします。
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。