挿し木、このくらい雑にやっても付くやつは簡単に付きます、という実例。
写真1。ウツギ(ヒメウツギ?)。5月初めに河原の植栽から枝先をもらってきて、既存プランターの隅に2本挿したところ、2本活着。(まだ新芽は出ていないものの、根が出ているのは軽く引っぱった時の感覚でわかる。)新しい土も使わず、発根剤等も全く使っていない。一応挿し木らしく葉の先を半分切っているが、こういうことをしなくても多分付く。ウツギなんて枝の途中から勝手に根を出すようなやつなので、こんな扱いで十分です。
写真2。ベロニカ・オックスフォードブルーを剪定して、同じプランター反対側の隅に枝をいくつか挿しておいた。これは100%とはいかず、枯れていそうなのは途中で取り除いたが、こいつは多分発根している。一見枯れているように見えても、発根したやつは引っぱった時の感触や茎の色つやが枯れ枝とは違うのでわかる。同じく新しい土も何も使わず、プランターの隅にねじ込んだだけ。
写真3。ヒペリカム。切り花で買ったピンクの実がついているヒペリカムの茎を、下の方の3節ほどを切って挿し穂に。これは一応挿し木用土に挿したので私基準では雑ではない。3本中2本が発根、1本は発根量が少ないので廃棄し、この1本だけ鉢上げした。やはり発根剤等使わず、ただ水をやっていただけ。この苗の周りに、また次のベロニカ挿し穂を適当に挿してある。
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つまり言いたいのは、挿し木で付きやすい植物はかなり雑に扱っても付く、付きにくい植物は丁寧にやってもなかなか付かない、ということ。丁寧に挿し穂を作り、挿し木用土を使って10本くらい挿してみたギンヨウアカシアは見事に全滅でした。文献などを見ると不可能ではないらしいものの、難しいものはやはり難しい。
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