Yucca Boulevardさんの園芸日記

〔家庭菜園〕バケツ稲

2024/06/22
〔家庭菜園〕バケツ稲 拡大 写真1 〔家庭菜園〕バケツ稲 拡大 写真2 〔家庭菜園〕バケツ稲 拡大 写真3

夏至の季節、陽が長い日々が続いています。夕刻に庭仕事をしていると、明るいため、ついつい長めに作業を続けてしまいます。ちょっぴり疲れました😓

さて、先週に2週間の中干しを終えた「バケツ稲」ですが、茎がかなり太く、しっかりとした体格になってきました。中干しはどうやら成功であったようです。

中干しの開始時に、ケイ酸を補給するため、「ようりん」肥料を与えました。本当は「ケイカル」肥料を与えたかったのですが、少量パックがお店で見当たらなかったので、代わりに「ようりん」肥料を使いました。これには、リン酸、苦土、ケイ酸が含まれています。水には溶けない性質で、根から出る根酸や土壌中の酸によってゆっくりと溶けて、植物が利用できる形となる「く容性」の肥料です。稲は地表面側に「上根(うわね)」がよく張るので、大匙一杯を地表面に撒きました。ここにはメダカちゃん達も暮らしていますが、この方法で問題は無いようです。

種まきの日数から数えると、115〜120日目にあたる、6/22〜6/27頃に出穂が始まる計算です。今日の時点では、まだ変化は見られませんでしたが、もう間近ですね。花後はしっかりと日当たりが欲しいところ。関東では梅雨明けが例年7/20頃ですので、もし花が早すぎてしまうと、お米の出来がイマイチかもしれません。

早生/晩生といった品種に基づく性質のみならず、どの植物も季節や気候の影響は受けて成長するものなので、きっちりスケジュール通りとはならないものではあります。その細部のコントロールは植物が自らの判断で為すものと思うので、あとは稲ちゃん達を信じて、時を待ちたいと思います。

バケツ稲は小学校の授業でやりましたが、大人になってトライするのは初めてです。なぜやってみようと思ったかというと、園芸の知識を磨く上で、お米は大変良い教材だと思ったからです。お米は我が国の主要作物であるため、家庭菜園のハンドブックから土壌改良の専門書に至るまで、お米栽培を例にしたたくさんの文献が出版されています。業界大手の農機具メーカーさんや肥料メーカーさんなども、web上で栽培のコツをとても詳しく説明してくれています。こうした文献等に触れ、お米栽培を行うことからは、より深く園芸に関する知識を得ることができると思って、栽培に取り組んでいるところです。

お米ができるまでまだ道のりは長い(どうなることやら)ですが、無事完結できたら、今年の栽培の経過や反省点などをまとめてみたいなぁと思っています。今のところは順調!これからお米の花が咲く日が楽しみです😊

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