NHK制作の「坂の上の雲」というテレビドラマがあります。時代は日清・日露戦争の頃です。このドラマを今見直しています(1回1時間半で13回は長い)。この中で、正岡子規が住んでいた根岸の家が出てくるのですが、その庭にいつも赤いケイトウの花がきれいに咲いています。これがフサフサした円錐形の羽毛ゲイトウなんですよね。ホルはこれにものすごい違和感があります。
ホルが子どもの頃ケイトウといえば、トサカゲイトウ(そんな言葉もなかった。ケイトウといえば鶏の鶏冠みたいな花しかなかったので)か葉ゲイトウ(ただし葉ゲイトウはケイトウとは別属だそうです)。ケイトウは「鶏頭」で鶏の鶏冠に似ているからと覚えました。大人になってから羽毛ゲイトウを知ったときには『鶏頭」じゃないじゃんと思いました(ホルが知らなかっただけでしょうか?)。今は羽毛ゲイトウが主流でトサカゲイトウや久留米ゲイトウはあまり見かけませんねー。
子規の晩年の句に「鶏頭の 十四五本も ありぬべし」という句があるそうです。ホルは俳句のことは全くわかっていないのですが、大傑作だという意見と駄作だと意見があって「鶏頭論争」を巻き起こしたらしいのですが、この鶏頭はトサカゲイトウだろうということです。だって「鶏頭」というくらいだもの。
一緒にドラマを見ていたダンナに「あの花は何?」と聞かれたので、この羽毛ゲイトウが明治時代にあったかどうかの違和感を話すと、「そこまでは考証しないだろう」とあっさり切られました。羽毛ゲイトウの栽培がいつ頃から一般的になったのか知っている人がいたら教えてください。園芸相談に出そうかな?
写真1 セロシアキモノミックス これも羽毛ゲイトウの矮性種ですよね。こういうケイトウはホルが子どもの頃は見たことありませんでした(昭和の頃です)
写真2 スパティフィラム 仏炎苞がいっぱいです。
写真3 レディエマハミルトン 大雨の前に切りました。
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