天武天皇の遺志を継いだ持統天皇が694年に完成させた日本最初の都・藤原宮跡にはハス池が作られている。
うちの近所のため池ではハスが満開になってきたので、1時間半弱ほど、車を飛ばして、見に行ってきたら、たくさんの見物客でにぎわっていた。
大和盆地の南に位置する藤原宮跡は、北に耳成山、西に畝傍山、東に香具山と言った大和三山が望め、さらに神々が祀られる三輪山、大津皇子が眠る二上山、修験道発祥の金剛山、大和葛城山などなどが望まれる風光明媚な場所だ。
そのハス池には古代蓮、法華寺蓮、唐招提寺蓮など11種類が取り混ぜて、植えられているそうだ。
平城旧跡のような建物の復元はされていないが、1㎞四方の国の特別史跡には夏のハス以外にも春の菜の花、夏のキバナノコスモス、秋のコスモスが楽しめる大きな空間だ。
写真1) 北の耳成山とハスの花
写真2) 西の畝傍山とハスの花
写真3) 東の香具山とハスの花
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