慣化に失敗して枯れたと思っていたヤナギラン、脇から芽が出てきた(写真1)。もう1株は目下「発掘中(雑草ジェラシックパーク内より)」だが、状態はマシだったので大丈夫だろう。
キバナオキナグサ(数年前に購入、赤は咲かず黄花だけ咲いていたが、今年芽ぶかないと思っていた)も、生きていた。ヒョロヒョロしているが(写真2)。
種子交換で頂いたキバナオキナグサの種子は未だ発芽していないので、来年に向けて頑張ってもらいたい。
赤色は完全に芽吹かず、友人が送ってくれた種子が発芽している。ポット分けする時に、太い根が「大根」にならない様にカットすると、脇から根が生えて枯れないと提供者から教わった。割合小さい本葉が数枚出た段階で、ポット分けしている育レポも拝見した。
別の説では、もっと株を大きくしてから大根(だいこん)根を切らないように、ポット分けなり移植する、とある。
その昔到る所で自生していた頃、根を誰かが触っていたとは考えにくいので、自然に根を伸ばして水脈を探っていたのか、適宜こぼれ種で世代交代を繰り返していたのか。
比較実験が出来れば面白いとは思うけど、その余裕はなさそうなので、取り敢えずは「急がずに」見守るですね。
ここから余談ーーー
最近、つくづく、当地の様な寒冷地や高山地帯では、成長は遅くそれが当たり前(自然の摂理)なのだと思うようになった。頑張ってポットや鉢で肥料を与え管理すれば、地植えするより早く成長はする。だが、結局地植えが目的なので慣化に失敗したり越冬に失敗する確率も高い。短い夏の間に株が充実しきれないのだ。
いずれも種子からでクガイソウ5-7年で開花、マツムシソウ3-5年で開花、特に地植えで育てると、まずは根を張るのに時間をかけるらしく3年5年位「チッコイなあ、成長しないなあ」と思っていると、ある年おもむろに伸びて開花する。
ツバメオモトやエンレイソウ3-5年で開花? 普通じゃん、と思うようになった。もっとも最初から自生していて花も見られるからで、種子から初めて育てる方々にはやきもきするのだが。
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おはようございます。
返信する余談の中のお話は、同感ですねえ。
色んなものを種やムカゴなどから育てるようにしていますが、植えてすぐになかなか咲いてくれません。
3年ほど前にムカゴを採ってきて蒔いたオニユリも1、2年目はホント、小さな株でしたが、今年、ぐんぐん伸びて今年花が咲き始めました。やっぱり、力が付くまで植物も我慢しているんでしょうね。ですから、こちらも気長に待つようにしています。
しかし、うらやましいなあ。ヤナギランとかクガイソウとかエンレイソウとか…。さすがに私の住む奈良県北部では厳しいでしょうねえ。オキナグサも何度か植えて見ましたが、うまく育ちませんでしたし、タネもうまく発芽しなかったなあ。
ということで、お邪魔しました。
ichanさん、
コメントありがとうございます。
ヤナギラン、エンレイソウは、夏が相当涼しくないと難しい様ですが、クガイソウは岐阜で沢山自生している話をききましたし、オキナグサは名古屋あたりでも育ってます。
オキナグサ、キバナと従来色(赤)を種子から育ていますが、何しろ早く取り撒きしないと発芽率が落ちるそうです。1日1日が勝負、くらいに・・・
キバナが発芽しないので気を揉んでいます。
まあ、これも、自然の摂理なのかも。
サンカヨウは、チョットこれ全部発芽したらどうするの?という位の種子を撒きましたが、なんと1つも発芽しませんでした。腐った訳でもなく、モヤシの皮みたいに種子の皮だけ残っているんです。
カタクリもこの辺ではチラホラ自生していて、イソイソと撒いて発根まで確認したのにそのあと消えてしまいました。ちょっと、かなり、残念だけど、来年出るかも、なんて思ったりもしています。
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