秋雲さんの園芸日記

おのれハマキムシめ

2024/07/13
おのれハマキムシめ 拡大 写真1

害虫撲滅委員会があったら入会したい今日この頃。


ホリホック(タチアオイ)は害虫が付きやすいと聞いていたけれど、想像以上に害虫がうじゃうじゃ湧きますね。腹立つほど沸きますね。

梅雨入り前ぐらいに葉っぱの虫食いがひどく、犯人が特定できなかったのでヨトウムシか?と思っていたのですけれど、ヨトウムシって葉の裏側を食べるのでスケスケ状態にするらしい。

うちの子たちは穴だらけでスケスケではなくスカスカ。あら、レースの葉っぱかしら?と思うほどスッカスカのボロボロの変わり果てた無残な姿をしています。ヨトウムシじゃない、では一体誰なんだ?



写真はまだマシな方。もはや光合成できないほど葉脈だけ残して貪られています。だから犯人誰なんじゃい!と怒りを蓄積しながらの梅雨入り、そして拡大したハマキムシの被害。

至る所にくるくる巻かれた葉っぱ、その中には黒い粒々がぎっしり。なんだこれ、卵か?糞か?ハマキムシ自体を知らないのでよく分からないが気持ち悪すぎてヒーヒー言いながらハサミで切る。

切る→翌日もある→切る→翌日も出現→全然減らねぇ!!

そうしている内に待望の蕾がつきました。しかしこのままでは蕾も餌食になるやもしれん…。悩んだ末、遂に手を出しました。害虫用の殺虫剤として不動の人気を誇る、その名もオルトラン!


殺虫剤ってめんどくさそうな気配がするので手を出すつもりはなかった。しかし人生初ともいうべき甚大な被害を目の当たりにして人間はいかに無力であるかを痛感し、とうとう通販で取り寄せてしまったオルトラン。

説明書きには1000倍希釈と書いてある。100均のスプレーボトルがだいたい350mlのため、薬剤は0.3g程度が必要。だが我が家には計量スプーンがない。
カップ羊羹についていたプラスチックスプーンで適当な目分量を投入。まあ大丈夫でしょう。初めてだもの、失敗ぐらいするさ。効果があれば御の字を合言葉に昨日スプレーしまくりました。


さて結果はどうだったか。見回りすると、アジサイの葉っぱの上でオンブバッタがご臨終しておりました。効き目抜群じゃないですか…!!

しかし真の敵はバッタじゃない。バッタもタチアオイを食い荒らすが可愛らしい穴しか空けないので何匹いようと気にしない。だがハマキムシ、テメーは許さん。



ところでハマキムシとはなんぞや?と思って調べました。ハマキガ類の幼虫を全部ひっくるめてハマキムシと呼んでいるそうな。通称名だったんですね。

切りまくったくるくる巻かれた葉っぱをゴミ袋に入れていたら、そのゴミ袋をウロウロしている幼虫がいました。ワタノメイガという虫によく似ています。連日貪っていたのはコイツかよ!!

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