Yucca Boulevardさんの園芸日記

〔家庭菜園〕スイスチャード(植え付け)

2024/07/14
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 まだ梅雨明け前でありますが、暑〜い日々が続いています。庭ではハイビスカスがヒトより先に夏バテ気味で、咲くお花が急に小さくなってしまいました。気温が30度を超える状態が続くと、お花が小さくなったり花付きが悪くなるそうなのです。しばらく日中は30度台前半がキープされていましたし、日が沈んでも30度くらいの気温が続いていましたからね。ハイビスカスも一つの環境指標のように感じました。
 今年はバケツ稲も育てているのですが、ちょうど登熟期と言って、花後に稲穂が成熟する時期を迎えています。この時期に気温が27度を超えた状態が続くと、米の粒が白くなってしまう白化現象が発生しやすくなるそうなのです。ハイビスカスの花ががちっちゃくなっているくらいの暑さですから、多分、お米も白くなっているかも💦

 植物を通じて私たちが暮らしている自然界に目を向けると、それが気温・湿度・光・空気などの絶妙な加減によって成り立っているものであることを実感します。少しでも加減が違ってしまうと、うまくいかなくなる。野菜もお魚も乳製品も、皆、自然に根差した生産であるので、今よりももっと温暖化が進んだら、食卓から無くなってしまうかもしれない。当事者意識を持って、できることから日々頑張りたいと思いました。
 
 さて、今週末は畑での土づくり作業・後半戦を予定していて、今日は少し暑さが和らいでくれて助かりました。6/18に種を蒔いて準備していたスイスチャードの苗を、先に土づくりを済ませた畑に植え付けるところまで、守備よく進めることができました。

 畑の土は「みどりくん」という簡易土壌検査キットでph値と、窒素、リン酸、カリの肥料成分の測定を初めに行い、その後、改良資材を用いて、作物に合わせて成分を補正しました。色彩の変化で判定するのはやったことがないのでどうかなと思っていましたが、これがすごく明快で良かったです。phはデジタル測定器も試したのですが、目盛りが0.5刻みなので、これだと数値がどちらに寄っているのかがわからない。でも、色彩変化であれば、それがよくわかります。検査に時間がかからないのと、別途用意するものも蒸留水くらいなので、簡単でした。

 肥料成分についての結果もわかりやすい。作付け面積10a(1000平米・作土層15cm)あたりに何キログラムの肥料成分が含まれているのかを検出するので、1平米あたりに直すと、結果の表示Kgの1/1000となるので、単純に表示数値をグラムで読めば良く、それでまず、現在の土壌に含まれる1平米あたりの肥料成分量を調べられるのです。作物に応じて1平米あたりに必要な各肥料成分量は種苗会社などがWebサイトで公表しているので、それで調べて、不足分を計算し、最終的に作付け面積あたりに直せば、必要な肥料の量が求められます。

 これで現況の土壌を調べたところ、酸性度が強く、リン酸分が必要な量の倍以上含まれており、一方でカリ分は全然無いことが判明したので、面倒だけど、単肥で調整を行ってみることにしました。うまくできるかわからないですが、何事も始めが肝心ですから、まずやってみましょうという感じ。
 
 保肥性を改良するため、鹿沼土とゼオライトを5%程度土壌に混ぜ、そこに堆肥を施して1週間。苦土石灰を投入して1週間。最後に不足肥料を補って土づくりは完了。時間がかかります。

 そんなこんなで、やっと今日は苗を植え付け。うまく育ってほしいものです。

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