〇572 青乱菊葉青紺覆輪乱菊石畳咲
あおらんぎくば あおこんふくりんらんぎくいしだたみざき
遺伝型:py/py i/i a3-Mr/a3-Mr cs/cs
2019年、歴博より入手した正木系統。「乱菊石畳」というおよそ朝顔とは思えない不思議な花型の株。
花の形に加え、色は青紺で、覆輪が入ることでずいぶんとエキゾチックな様子であった。
青のアントシアニンが不安定なのか、時間がたつとやや赤みを帯びた紫に変化するように見えた。
花芯は普通に見えるが、文献レベルでは、稔性が低いという記載あり。
筒が開いているので、自家受粉しにくいのかもしれないと思い、秋口には綿棒を使った人工授粉をしたが、思うように採種できなかった。
乱菊葉は、側片の根本が切れて、3葉のようになる。双葉も変形し、左右が切れて丸くなった独特の形なので判別がしやすい。
子葉も独特の形、丸みを帯びたもので、これも朝顔の子葉とは思えない。
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