これまでに栽培した系統（６）

写真1

写真2

〇442　黄抱常（並）葉紅底白丸咲
きかかえつねば　べにそこじろまるざき
遺伝型：y1/y1 cm1/cm1 mg/mg pr/pr hw/hw (+/tp-1)【+/fe +/dp】
※遺伝型は推定

「黄握爪龍葉紅総風鈴獅子咲牡丹」を出物とする親木。
2021年に歴博より導入。
斑無しの黄葉に、これまた紅一色の花。
底白となっているが、実はよい写真がなく、本当に底白だったのか未確認。
表から見た限りでは単調で面白みに欠けるが、まあこれはこれで出物が楽しみなところ。
まだ、出物にチャレンジしていない系統。
メモを掘り起こしてみると、この年も蛾の幼虫に悩まされていたが、この株は比較的種が採れた。
来年あたりG1出物にチャレンジをするか、あるいはその前に、この秋にテスト蒔きをして感触をつかんでおきたいところ。
（写真１）これは歴博の個体。
なんとなく抱えが弱いように感じるが、homoの抱はこの程度の表現型なのだろう。
（写真２）はうちの子の本葉。
種は、通常の黒。
あまり余計な変異が入っていないのだろうか？
花の形も咲も綺麗なので、交配種作成時の遺伝子プールとしては使えるかもしれない。

• 変化朝顔2024