みなさんおはこんばんちわ。
昨日更新して今日も更新するに至った理由は誤った情報が大量にニュースで流布されてるからです。
今回は写真一枚です。
📷①は昨年2023年7月22日に仕事で新宿に立ち寄ったついでに覗いた新宿御苑にある御苑温室の外周に植わっているアオノリュウゼツランです。「アオノ」と付くのは何故かというと先に日本に覆輪葉のリュウゼツランがやってきてそちらの標準和名がフイリリュウゼツランとはならず単なるリュウゼツランとしたためにこちらの標準の方の名前を「アオノ」とするほか無かったようです。シロバナマンテマと同じよう運命と言う訳です。
話はそれましたが最近巷で「数十年に一度の開花」や「百年に一度の開花」と謳ってリュウゼツランの開花を紹介する記事があふれてます。一日に3件くらい見ます。
昨年私は開花を見たので「数十年に一度っておかしい。」とは思いません。そもそも何度も開花するテイで話が進んでますがリュウゼツランは一度開花すると枯死するので「○○年に一度。」という言い回し自体おかしいんです。それなら竹も「100年に一度。」という言い回しはおかしいんです。竹も開花後枯死します。正しくは「発芽後数十年経過して一度だけ開花して枯死する。」です。
環境差や個体差により開花期は前後しますがリュウゼツランは発芽後約10~20年後に開花する一回結実性の植物です。今開花している近くに植わっている沢山の株は同時期に発芽しただけで開花が同時になるのは何らおかしい事では無いんです。環境はほぼ同じなので差が出るとしたら個体差のみです。
無性生殖(挿し芽など)の開花までの時間については分かりませんが開花まで時間がかかるのがこういった「数十年に一度」や「100年に一度」と言った誤情報が飛び交う理由でしょうね。
園芸に精通してらっしゃるみなさんなら騙されないことを信じてます。何の下調べもせずこういった情報を流すのは本当に許せないです。
希少性を謳って観光客が増えるならいいですが開花後枯れる事を知らなければそれ目当てで訪れた人が悲しみます。
私が枯死しないようにする方法として提唱してるのは結実する前に「花茎をバッサリ」落とすことです。誰かお持ちの方試してみてください。一回結実性の植物として私が知っているのは竹の他にアエオニウムでしょうか?
所で今日の本題。
今日はリュウゼツランについて深掘りしてみようと思います。
まずは基本情報。
名称:竜舌蘭(リュウゼツラン:斑入り)
斑無し:アオノリュウゼツラン
科属名:キジカクシ科リュウゼツラン属
学名:Agave americana
形態:一回結実性多年草
草丈:1m~2m(開花期は10m以上)
開花期:7~8月
原産:メキシコ(乾燥地帯)
花言葉:繊細、気高い貴婦人
備考:以前はリュウゼツラン科あるいはユリ科に分類されてました。APG分類体系ではキジカクシ科(クサスギカズラ科)に分類されます。備考に書くことを冒頭に書いてしまったのでここからは我が家のキジカクシ科植物に付いて書きます。
我家には現在ヤブラン、タマリュウ、ギボウシ、オリヅルラン、アマドコロ、スギノハカズラの計6種類のキジカクシ科植物が居ます。開花はヤブラン:8~9月、タマリュウ:7~8月、ギボウシ:7~9月、オリヅルラン:3~9月、アマドコロ:4~5月上旬、スギノハカズラ:年中(不定期)
スギノハカズラは2022年12月に某なんばパークス屋上庭園の植栽の赤い実をすかさず懐にポッポし翌日奇麗に果肉を洗い取り少し干してすかさず播種しました。2年目ですが草丈は余り伸びず20㎝にも満たないです。現在多数実が生っているのでご所望の方はキープしておきます。
とりとめが無くなるのでこの辺りで。
それでは股👋
#リュウゼツランについて
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