今でも、夏休みの観察日記に小学生がアサガオを育てています。
昨日、どっかの若いお父さんが、自転車の前籠にアサガオの鉢植えを乗せて必死に運んでいるのを見て、50年前も同じような光景を見ていたのを思い出しました。最近は少子化で、東京の私が住む地域ですら、廃校になる小学校が増えて来て、あんなに大きなアサガオの鉢植えを傷めない様に運ぶのはとても大変だなあと感じました。
ただ、小学校の先生は大変ですよね。国語算数理科社会から、体育、音楽まで教えないといけないなんてどんだけ無茶ぶりを先生にさせているのでしょうねえ。
ですから、恒例のアサガオ観察日記に関して、正しい育て方なんて知らない先生の方が多いのではないでしょうか。
アサガオって実はとても奥が深い植物なので、良く作ろうとすると、古典キク並みに手間がかかります。勿論、小学生用のアサガオは、雑種強勢のMIX種子で、丈夫が取り柄のアサガオです。花に期待してはいけません(笑)
私はこのMIX種子の観察用アサガオが当時嫌いで、サカタのタネで買ったアサガオで観察日記を書いたのを覚えています。今を思うと本当に生意気なガキんちょでした。(爆)
教える先生も大変苦労があったと思います。水やりの仕方とか、日に当てるにはどうするとか子供たちに質問攻めにあってましたからね。学校教師にそこまで求めてはかわいそうです。
当時先生のひきつった困った顔を見て大変だなあなんておもっものです。
左:
近所のホムセンでなぜかこれだけは毎年売っています。
切り込み作りで仕立てるアサガオの様ですが、私は普通に扱っています。のびのび咲かせると大変美しい青で中心が純白、花は16cmくらいの巨大輪です。昼前には灰色になり、その後しぼみます。お線香みたいな名前なので覚えやすいです。
アサガオ ‘青雲’
Ipomoea nil (L.) Roth, 1797 ‘Seiun’
右:
ボランテイアさんにもらったタネから育てた物、毎年、夏至を過ぎてだいぶたたないと花を付け始めないので、7月にタネ蒔きをするようにして小作り仕立てにしています。逃げ出したアサガオが先祖返りした系統とのことで、最近巷でいわれている アサガオ ‘北京天壇’とは別系統だそうです。花の直径が 5cm 程度のミニアサガオです。
アサガオ 関東地方産先祖返り型
Ipomoea nil (L.) Roth, 1797
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