formosanaさんの園芸日記
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formosanaさん  茨城県
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今年の初物(6)

2024/07/22
今年の初物(6) 拡大 写真1 今年の初物(6) 拡大 写真2 今年の初物(6) 拡大 写真3

今年育てている正木系統の中で、一番初めに花をつけるのがこの子になるとは思っていなかった。
572 青乱菊葉青紺覆輪乱菊石畳咲
あおらんぎくば あおこんふくりんらんぎくいしだたみざき
遺伝型:py/py i/i a3-Mr/a3-Mr? cs/cs

写真1は、今朝の青紺乱菊石畳の花です。
写真2は、2019年に導入した際の親の正木です。
青紺系のアントシアニンは不安定で、時間とともに抜けて行って、花色が江戸紫のように少し赤みを帯びていくように思います。
写真3は典型的な乱菊石畳の本葉です。
乱菊石畳は葉も大きく、仕立てるとゴージャスな感じ。
葉の枚数はそれほど多くないが、一枚あたりが結構面積をとる。
光合成もしやすそうな葉。
仕立てもそれほど難しくはないが、ちょっと放ったらかしにして伸びてしまったシュートを無理に仕立てようとすると、ポキっと折れてしまう。

仕方なくリング支柱を使ってはいるものの、私はリング支柱は好きではない。
3本の支柱を均等に、中心角120度になるよう、かつ、リングがまっすぐ同心円になるようにセットすることが出来なくて、イラッとする。
45cmはシュートの花芽を傷つけないように潜らせていくのは至難の業だ。
自由に曲げ伸ばしができる棒のようなものは無いのだろうか?

ところで、乱菊石畳の、「乱菊」と「石畳」とはどの部分を指すのだろうか?
乱菊葉も、あまり菊っぽい葉だと思ったことはない。
スミレにも菊葉のものがあるが、エイザンスミレやヒゴスミレなど、所謂、複葉のものを指す。
きっとなにか所以があるに違いない。

変化朝顔は、珍奇な朝顔を育てる楽しみだけでなく、古い江戸時代の文献を探すのも面白そうだ。
他の植物ではそうはいかない。
江戸時代の文字は解読できるだろうか?
「握爪龍」なんて粋な表現だ。
「鶏足柳」も、まさにその通りと言いたくなります。
昔の好事家は、ネーミングセンスも抜群です。

この花は、ベースが紺色で覆輪と筒の白が際立つので、とてもインパクトが強い。
稔性が低いのは玉に瑕。
この個体が最後の一粒なので、今年種が採れないと572は途絶える。
人工授粉がんばるかなぁ。
花粉を保存できればまだ良いのだが、そういう技術は無いものだろうか?

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