アマランサス収穫、試食｜園芸日記bytoraji2023｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

天気予報で雨マークがついているのにいつの間にか消えて一滴も降らず、という日が続いたので、市民農園の苗がさすがに心配になって見に行ってきた。ところが「もってのほか」は3本とも萎れてもいないし、種からのアマランサスが急成長して俄然存在感を発揮している（写真1）。さすが、ほぼ放置可能ということで厳選した作物だけはある。
一応周囲の草取りをして、取った草を苗の周りに積み上げてマルチングして、「もってのほか」に水をやって帰ってきた。帰宅した途端にかなり強い夕立が来て水やりは無駄になってしまったが、まあいいや。

市民農園では相変わらず半雑草の赤紫蘇が繁茂していたので、また紫蘇ジュース用に採ってきた。それから、アマランサスの先の部分を摘芯がてら収穫してきた（写真2）。アマランサスは一応、葉も種も食べられるという野菜。私もほとんど食べたことがなく、特にこんな大きい葉は初めてなのだが、料理してみることにする。

ネットで軽く調べたら、ほうれん草などと同じでシュウ酸が多いので下茹ではした方がいいとのこと。固そうにも見えたので少し長めに湯がき、ありあわせの人参と油揚げと一緒に炒める。味付けは塩とにんにく醤油。皿に盛ったらごく普通の野菜炒めにしか見えない（写真3）。

で、試食。まあ食えなくはない。下茹でした後に味見をしたら少し苦みがあったが、炒めた後ではほぼ感じない。全く固くもなく、むしろ粉っぽいというかモソモソした食感で野菜らしい歯ごたえが足りない。これは下茹でが長すぎたせいかもしれないので、次はもうちょっと軽く、あるいは下茹でなしにしてみよう。
全体的な感想としては、まさに「食えなくはない」。ほうれん草とか小松菜とかに比べて特に美味いとは全く言えないが、クセが強くて食べにくいということもなく、まあこういう野菜があってもいいかなという印象。栄養素はなかなか豊富らしいし。もちろん料理法の問題もあるので、もっと上手に使える人の手にかかればいくらでもおいしく化けるだろう。

ベランダの園芸作業としては、夕立で夜の水やりの手間が省けたので、カワラナデシコの剪定とか、ぼろぼろ落ちてくる朝顔の花がらの掃除とか。
少し前に大発生していた朝顔のハダニが、薬の効果なのか単なるサイクルなのか急に見えなくなった。尺取り虫もしばらく出ていないし。かわりに昨日、アネモネの鉢に珍しくコナカイガラムシがいたので見えるやつは潰しておいた。見つけてくれと言わんばかりに焦茶色の鉢の縁にくっついていたりして、あれは何だったのかよくわからない。


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