久しぶりの『下を向いて歩こう』シリーズ更新です。
中央分離帯や、歩道の脇に咲いている野草です。初夏から咲いており、もう少しすると刈り上げられてしまうので、見てきました。刈り取っても秋にはまた咲きますが。
以前は芝生と植えっ放し球根だけの所が多かったのですが、近年は昆虫と野鳥の保護のために、野草を植えています。
この時期、一番目立つのは野生のチコリー Cichorium intybus 軟化栽培される食用のチコリーと同種です。暑いので赤味が強いですが、春秋には澄んだ青い花が咲きます。
バロック時代に大流行したコーヒーをプロイセンのフリードリッヒ大王が禁止したため、チコリーの根を炒って作るカフェイン抜きのコーヒーが生まれます。代用コーヒー工場がベルリンにあったせいかは分かりませんが、そこら中に生えています。今でも売っているコーヒー味飲料'CARO'の原料は、大麦・麦芽・ライ麦とチコリーです。
西洋ノコギリソウ Achillea millefolium 名前はギリシャ神話の英雄、アキレウス=アキレスに由来します。兵士の傷薬や解熱に、このアキレアを使ったそうです。
そろそろ終わるシベナガムラサキ Echium vulgare とカモミール Matricaria chamomilla エキウムの蜜には軽い毒があり、近くで養蜂をしている所では抜いています。
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小春さんこんばんは🌛
返信するカモミールがまだ咲いてる?ということは
そんなに暑くないのでしょうか?
こちら静岡は連日40度近いです。
夏に強い草花も、鉢植えでは、日陰に避難しております。
ドイツ🇩🇪はもうすぐサッカーのブンデスリーグが
開幕しますよネ!
暑さ的にはどうてすか?
ぺぺろーさん
お早うございます。
日本のサイトを見たら、カモミールの花期は3~6月になっていて、ビックリしました。こちらは5~10月、最盛期が7月です。
近年の温暖化で、40℃近くなることもありますが、普段は33℃前後が最高です。ここ数日は曇天が続き、25℃程度と、波があります。
どんなに暑い日でも夜温が急速に下がり、人間も植物も息が付けます。先週は最低気温9℃という日もありました。真夏でも夜は羽織るものが要ります。熱帯夜が増えたと騒いでいますが、熱帯夜の基準は夜温20℃以上です。
家を含め一般家庭には冷房が無いので、夜の間に窓を開けて、壁や床の石を冷やします。朝方は家中ひんやりするほど冷え、日中は締め切って過ごします。これだけで室温は25~26℃を保っています。
こちらよりずっと暑いであろうパリの選手村に冷房設備が無いのは驚きです。床暖房に温水の替わりに冷水を流して冷やすようですが、強い冷房に慣れた日本の人にはつらいかも知れません。
道路わきにこんな花が咲くのですね。私の散歩道に咲く花は綺麗だと思わないよ。
返信するこうして毎年咲くのかな~
いいですね~
かんちゃん
こんばんは
殺風景な芝生から地元原産の野草に切り替えて、たくさん花が見られます。
花期の長い花が多く、何回刈っても晩秋まで咲いています。早春から春までは、クロッカスやスノードロップなど、植えっ放しの球根が咲きます。
岐阜県中津川市には、もやし製造会社が運営している「ちこり村」
返信するhttps://www.chicory.jp/
という施設があってチコリの根の部分から焼酎
https://www.chicory.jp/fs/chicory/chico-chico-001/
が製造されています。チコリから作られたアルコールってヨーロッパにはあるんでしょうか。
あおさん
こんばんは
チコリーで焼酎!発想が素晴らしいです。
ヨーロッパでは、軟化栽培したチコリーの根はバイオガスタンクに行きます。
根からヒドロキシメチルフルフラールといいうものが精製され、ポリエチレンに加工できるらしいですが、製品化には至っていません。
小春さんこんにちは😀
返信する詳しく教えて頂き有り難うございます🙇🏻
夏季でそのくらいなら、植物🪴🌷にとって
過ごしやすそうですね😇
住居も石を上手く利用して、回り回って、
SDGsでアナログだけど、結局そういうことなんですね!大事なのは…。
また楽しみに🥳拝見させて貰おうと
思います。
有り難うございました🫡
ぺぺろーさん
こんばんは
温暖化で冬もマイナス20℃以下が何週間も続くなどと言うことは無くなり、夏は日中暑くても夜は涼しい、住み易い気候になりました。
日中、冷房無しで40℃は流石にきついですが、『熱中症』の存在があまり知られていません。2022年は、ヨーロッパ全域で60000人以上、ドイツ国内で8000人が亡くなっています。
今年は厳しい暑さは来ていません。
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