昼に水やりをして葉焼けをするという嘘

残念なことに、「造園技能士1級」の試験の中に、葉に水滴がつくとレンズ効果で葉焼けをする。と述べている箇所を〇にしないと点が加算されないのです。これは明らかに植物の事を知らないズブのド素人が出題をしている悪例の典型です。

ですから、造園技能士1級を取得している人たちは、このウソを本当だと思い込んでいるのです。全く持って哀れです。気の毒です。出題者を呪ってやりたいです。

自然界で、昼間に雨が降り、いきなり天候が晴れたりするのなんて普通にあります。そんな状態で、葉焼けをしている植物を見たことは皆さまございますか?　ないはずです。これで、造園技能士試験の出題のレベルの低さが分かると言うものです。ただし、造園技能士の資格取得は難易度がとても高い資格です。

光学的に言いますと、葉に着いた水滴は大変薄いレンズ状になっており、焦点距離は良くて1200mm程度の物ですから集光力は無いに等しく、葉の上に水滴がついたから日焼けするとは余りにも無知蒙昧な出題なのです。

水滴がビー玉の様に真球で、焦点距離が1mmの物なら葉が焼けることはありますが、そんな水滴は地球上には存在しません。教育機関がこのようなウソを延々と続けているだけでもお里が知れると言うものです。全く持って哀れです。気の毒です。出題者を呪ってやりたいです。

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