オレンジ色のニクイやつ

写真1

写真2

菜園は以前は原っぱだった。菜園の横は今も原っぱだ。ヒルガオ、たんぽぽ、アカバナ、オオバコなどなど、とにかくそこら中雑草だらけ。ハーブの花壇に植えていたカモミールもこぼれ種で繁殖し、歩道を埋め尽くしている。
除草剤を使いたくないと言うので、一時期フレイムガン（Flame gun）を使って雑草を燃やしたこともあったけど、太い根を持つ多年草の雑草にはあまり効果的ではなく、頻繁にFlame Gun作業をする時間もなく、防虫ネットなどを設置している菜園で火を使うのはキケンであり、逆風にあうと自分の足が火にあぶられることもあったりで、Flame Gunの出番はなくなり、今や雑草のコントロールは見るに見かねた時に行う手作業の草むしりのみにとどまっている。

今にも種を飛ばしそうなアカバナがそこら中にあり、オオバコも種をつけ始めた。いよいよ無視できなくなったので、本日は草むしりをすることにした。
かつて集中的に草むしりをやりすぎて、右手がドケルバン病になったので、気を付けながら作業する。
むしった草は手元に置いたバケツへどんどん入れる。ふとバケツの中を見ると、オレンジ色のつぶつぶが。
はっ、これはっ、テントウムシの蛹。生えている雑草をよく見てみると、そこら中にテントウムシの蛹がくっついている。
そういえば一週間前、アブラムシだらけのソラマメがテントウムシの幼虫でおおわれていたっけ。
とりあえず、バケツの中を一通りチェック、蛹を救出、安全そうな場所に移動する。
その後、急いでテントウムシの一生についてネット検索。
テントウムシって2か月しか生きないことを初めて知った。ちょっと悲しい気持ちになる。
肝心の蛹の期間は一週間ほど。むぅ、一週間。雑草が種を拡散するのが先か、蛹が羽化するのが先か、微妙だ。
ま、いっか。どうせ雑草だらけだし。
ということで、草むしりは来週後半まで休むこととした。

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