小春さんの園芸日記
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下を向いて歩こう 24

2024/07/27
下を向いて歩こう 24 拡大 写真1 下を向いて歩こう 24 拡大 写真2 下を向いて歩こう 24 拡大 写真3

久しぶりに市内最高峰の山に登ってきました。

捨て場が無い戦災瓦礫を積み上げた、文字通りがれきの山です。石の家は焼け野原にはならず、瓦礫の山になります。使えそうなレンガや石はバケツリレーで集めてアパートを建てました。今でも現役です。残った使い物にならない瓦礫を集めた山が、市内にいくつもあります。

森の中にあるこの山は、80年経って木が生え、草が生え、今では動植物の宝庫です。足元をよく見ると瓦礫が散らばり、遊具などは何もありませんが、家族でピクニックしたり、マウンテンバイクで登ったりと、憩いの場になっています。負の遺産が正の遺産になりました。360度見晴らせるので、ここから市内全域の花火も見えます。音は聞こえません冷や汗

カメラ1 セントーレア・ヤセア 下ばかり向いて歩いているうちに連れ帰ったらしく、家の庭にも生えています。5月から11月まで黙々と咲き続け、黙々と蜜を集める蜂が集まります。
カメラ2 タンジーとノアザミ
カメラ3 シベナガムラサキとアリッサム

「下を向いて歩こう 24」関連カテゴリ

みんなのコメント(4)

瓦礫の山も年数が経過すると、このように草が生えて一見どこにでもあるような丘になって来てるのね。
戦争もこうして忘れ去っていくのでしょうかね。
この草花は自然に映えた草花でしょう。

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かんちゃん
こんにちは

木も草花も、自然に生えたものです。
ドイツは過去の忌まわしい経験がありますから、国営放送でほぼ毎日、ナチスの蛮行の放送があります。忘れないようにするためです。

ポーランドのワルシャワはソビエト赤軍の進軍を前にしてポーランド国内軍が蜂起したもののドイツ軍の反撃もあって赤軍が進軍の速度を緩めたため、ドイツ軍によって徹底的に破壊され瓦礫の山となったそうです。戦後残されていた資料を基に瓦礫を拾い集めて市街を復元したんだとか。
小説では『また、桜の国で』
https://www.shodensha.co.jp/matasakuranokunide/
などという作品があります。フィクションではありますが極東青年会などのエピソードが出てきます。

返信する

あおさん
こんにちは

瓦礫の山からの復興は時間がかかります。私は82年の1月からここに居ますが、40年近く経ってもまだ一部に残っていました。機銃掃射の弾痕は今でも見かけます。

面白そうな本を紹介して下さり、ありがとうございます。

国境が海の島国では、国が失くなるという感覚が中々理解出来ないですね。

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