英国にて　-　ヒドコート・マナー・ガーデン

写真1

写真2

写真3

はちみつ色の建物群や素敵な庭の多い英国中南部のコッツウォルズ地方、その中の小さな町チッピング・カムデン近郊にある、ナショナルトラストが管理するイングリッシュガーデン。
元々は、米国生まれパリ育ちの英国軍人ローレンス・ジョンソンが退役後の定住地として購入し園芸家ノーラ・リンゼイの助力で造営した庭園で、やはり10エーカーほどの敷地をいくつもの区画に分けて異なる構成を楽しめるよう設計されています。

3枚の写真のみでの紹介は少々困難ですが、まずはやっと「青空」の入った構図(写真1枚目)。背景にはいくつかの区画を分けている柘植の植栽。この写真ではまさに壁として刈り込まれていて、その下にはブッドレア等の中低木、そして下にはアイリス系の剣葉が植込んであり、花だけではなく緑の形と色彩の違いが組み合わせられています。
ローンを中央にダブルボーダーとした区画で、遠近法を活かして奥に石段と塔を配置してある、このガーデンの中での中心となるRed-Borders(写真2枚目)。
Pillar Gardenという区画での配置の妙(写真3枚目)。ローンと白砂の道、塔のようなコニファーと前後に淡い花色の宿根草、背景を覆う木々。

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