CÉLINA KIHANEさんの園芸日記

二十六夜【弐】

2024/08/01
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パラガス先生の方はあのカミーユの心を開かせているあたり更に猛者だよ。完全にプロフェッショナルだよとシーブックは更にカミーユという例を出した。
特にカミーユがあんなに素直なのも他にあまり例がないというか……医師として出来ている証拠だよ。
逆にオレはパラガス先生にはびっくりだよ。
カミーユの病気だけど、パラガス先生に診てもらっていたら絶対良くなると思うくらいカミーユの機嫌がパラガス先生だと物凄く良いんだよとシーブックは日ごろ接しているカミーユ速水きゅんの体調の変化を肌で感じているようだった。
まあ何だかんだ冗談交えつつゆうしゃとけんじゃは神とパラガス先生両方から大切に思われているからそんな気楽な関係性なのかもしれないなぁ……少なくともどちらからも気にかけてもらえてるからそんなワザとくだけた仲間なのかもしれないけどねと言われて……ゆうしゃとけんじゃは心当たりがあってお互いネタの飛ばし合いが気楽な神きゅんとパラガス先生なのかなと普段とは違う二人への見方が変わった。
シーブックは模範的なことを言うけど、嫌味がないので親身にいつもゆうしゃとけんじゃのことを思ってくれているし、そういう見方もあるのかもと上手く諭してくれる。
仲間って案外心を開いたらそんなものだよとゆうしゃとけんじゃはシーブックが仲間というなじみあるワードを敢えて選んで諭してくれた所に腑に落ちるような温かみを感じた。
おゆうごはんはレバニラもやしに白米に冷や奴にほこりおよ?モロヘイヤを添えて……ジエノゲスト錠モチダと泌尿器科と院長先生と神きゅんの神製薬のおくすりを服薬して……きちんとした休養をとり滋養をとり、黄昏時の黄金色に輝く景色がゆるやかに穏やかにあたりを包み込んでくれる二十六夜待ちの夕暮れだった。

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