仕訳の準備：965

写真1

写真2

仕訳も残り一つ。
鉢上げした子たちの、下葉の処理やら、誘引やらで出勤前の１時間があっという間に消えていきます。
夜は、朝撮影した子たちの写真を整理し、仕訳で選ばれた親木候補がこれでよかったのかと写真を見比べながら首を捻り、頭を捩じらせています。

忘れないうちに、すでに終了している仕訳の準備段階からアップしておきます。
今回は、965です。
親木は
965　青打込桔梗渦葉短毛淡藤切咲（牡丹）
あおうちこみききょううずば　たんもうあわふじきれさき（ぼたん）
遺伝型：cm1/cm1 s-1/s-1 pr/pr efp/efp dl/dl dg/dg 【+/dp】
※遺伝型は推測です。
プレイバック2020という題の日記に書いた子です。
今年は4年ぶりに植えました。
写真１はサマリーです。
１遺伝子変異ですから、最も簡単な仕訳になります。
1/4という高確率で出物に会える。
親木は牡丹dpをheteroで持つ。
牡丹以外はhomoで固定されていると考えられるが、短毛とか小輪が良くわからない。
確かに花は小さいのですが、だったら親木にも小輪つけないといけないのではないだろうか？
親木と牡丹抜け（先祖返り）は花及び葉では区別しがたいので複数系統種採りをして、テスト蒔きの結果で残すかどうか判断する。
もし、雄蕊が花弁化するG1が現れた場合には、積極的に親木候補として残す。
2020年：同じG1から複数牡丹が出ているので、牡丹を持つ親であったことは確定。
そのため、今回も確実に牡丹が出ると期待。
蕾での牡丹探りのコントロール（対照実験）として入れたものですが、何よりこの子はとても美しい花姿をしているので、久しぶりに見てみたくなったのでした。
ところが、この子たちはなかなか花芽をつけてくれません。
今朝になって、ようやく１輪咲きました。
残念ながら牡丹ではありませんでした（956-F）＞写真２

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