えっ!?
完全水耕栽培なのに?
裂果してしまうとは一体何が起きた?
いや、水耕栽培とて裂果する事も当然ある…
事実其れは突然に起こっている
突発的な大きなアクションが無い限り考え難いことだが今回は大きなアクションを起こしていたので其れが原因、誘因となった可能性が大きい
昨日樹体の全体を観察していると
2本仕立てに仕上がって順調と思い込んでいたがよくよく見ると側枝の実付成育機序が統計的な標準と云われている流れより大きく外れている
空環境の温度コントロールをしていないのでストレスから生育のバランスが崩れているのは承知の範囲だったが、今後主茎の生育にも大きく悪影響が出る事が予見された
側枝の方は成長点付近からは新たな花芽も芽吹き夏を乗り切れれば正常に戻るようにも見て取れたんだが如何せんこの猛暑、どうなるか予想も付かない
思い切って側枝を元から外しこの際1本仕立てにリストラクチャリングするべきかと……
昨夜は夜勤だった為に時間切れとなりそのまま出勤したが、後から考えれば裂果要因①となったかもしれない…
今朝夜勤明けて自宅に戻り
路地野菜たちの見回りと灌水を済ませ
いそいそと濃いあまの下へ向かい昨夜の審議の続きを再開
考え倦ねいた結果
再構築を決断し側枝には可哀想な事をしたがカットオフとなった
育った枝丈は50cmにも及んでいたが先日のアクシデントで下部の葉枝は失われ成長点周辺のエリアが元気に育とうとした矢先のアクションとなった
それから5時間程度経ち
濃いあまの様子を見ると……裂果‼️
原因は側枝を落とした事により
今迄の揚水した養液の消費と蒸散先が失われ
茎中で過剰となった水養液分が果実に向かい裂果に及んだと推察された
原因
1.朝の闊達な活動時間にカットオフした事が最大の要因
2.①の時点でカットオフしておけば急速な揚水とはならず果実側にも受け止める準備ができたかもしれない
3.養液プール中の根の様子を見ると新たな太めの根が伸びており揚水能力も上がっていたと思われる
以上はあくまでも推論ではあるがこの辺りだろうなと胸の奥棚に仕舞った
裂果した果実はもう少し樹上完熟迄待ち
1つは収穫直後の糖度計測と検食、もう一方は数日の追熟後に糖度計測と検食をしてみよう
第一果房なので期待するほどの食味とはならないかもしれないが今回の事件もまた1つの糧として次の為に繋げて行きたいものだ
合掌
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