ていうか捕ると育つよね｜園芸日記by鷹丘咲哉(σロ-ロ)｜みんなの趣味の園芸

写真1

朝の話。
昨夕の水やりが少なかったからなー、とガーベラの様子を見に行きましたら、ハダニ野郎様がたが酒池肉林の大宴会🍻の真っ最中でしたので、洗面台のシャワーで地獄行き航路に旅立っていただきました。
んですが、えーと、
「何かキミらやたらでっかくない？」
よくテキストや栽培法のページでいう「見えないくらいの小ささ」は大袈裟だとつねづね思っているところではあるのですが、それにしても粒がでかい。
こんな小さい生き物でも、春型と夏型のサイズ差があるものなんでしょうかね。あって不思議はないですが。

「ハダニ予防に霧吹きで葉水」なんていったりしますが、ひと度現実に発生してしまえばそんな悠長なことは言っていられないので、
取り込んだ株に、葉1枚あたり3秒ほど最大出力で集中放水、水といっしょに流れ落ちるなんて偶然には期待せず、ハダニを狙って文字通り吹き飛ばします。中心近くの葉は手に溜めた水に浸すようにしてざぶざぶすすぎ、表裏をこすり洗い(力は加減)。

彼らのように分散しつつも数で攻めてくる相手には、とにかく実数を減らすのがいちばんだと信じているので(迷惑メールやイタ電も同様)、耐性だの効き具合だのと考えなければならない薬剤散布より、物理攻撃一辺倒🔨です(たまにアーリーセーフで武装)。効果💀が明らかに目に見えるので、気持ち良いですしね。

4鉢洗って一息ついて、ふと最初の鉢を見れば、
「ふぅ、つまんないところで水を差されたけど酒池肉林🍸🍺🍶第二部行くよー！！」と走り抜ける赤茶色の粒。
「はぁ？キミらがその気ならこっちも掃討作戦実行するけど！？」ぷちん。
ええもちろん素手です。手なんか洗えばいいんです。
で、ひと通り片付けたのはお昼すぎ☀

それにしても、「キミら何かでっかくない？」
手応えのあるハダニって何だかイヤですね(でも殺る)。

おかげさまで、今はぱっと見てわかるほどの大きさのハダニは残っていません。葉をいじったので少し養生してから表に戻しますが、戻す前に一度薬を振っておきましょうか。

来世以降は何万回くらいハダニに生まれてきますやら。あとコナジラミとアブラムシ？カイガラムシも、かな。
この世界が在るうちに全部の業が消せたらラッキーですかね。


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