今日も朝から30℃を超える気温ですが、庭では、夏のお花たちが元気に開花中です。
写真①……サルスベリ・ペパーミントレース(夏祭り)
写真②……ハイビスカス・ミセスユミ
写真③……ハイビスカス・ケイト
夏といえば、大伴家持が『万葉集』巻第16・3853〜3854番歌において、かなりの瘦身であった友人の石麻呂さんに、夏痩せには鰻を食べるようにからかった歌(嗤笑歌)がありますが、奈良時代には、既に夏痩せには鰻を食べるのが良いと考えられていたのが、面白いです。
ちなみに、上記の歌ですが、大伴家持自身も、かなりの瘦身であった事が、『万葉集』巻第8・1460番歌から判明しているので、痩せた人(家持)が、もっと痩せた人(石麻呂)をからかった歌になります。
『枕草子』「あてなるもの」の章段には、甘葛をかけた削り氷(かき氷)が出てくるので、清少納言たち平安貴族も、夏にはかき氷を食べて涼をとっていたんですね🍧
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