ホルの散歩道になっている太田川の川沿いの道で去年から気になっている花がありました。護岸コンクリートのわずかな隙間から生えてきれいなピンクの花を咲かせています。去年もこの場所で同じように7月中旬くらいから咲いていました。
名前を知りたくて園芸相談Q&Aに出したところ、5人の方からミソハギだと教えていただきました。湿原や小川、用水路の縁などに見られる多年草で、お盆には仏花としてお墓や仏壇にお供えされるそうです。漢字では禊萩、ボンバナ、精霊花(ショウリョウバナ)などの名もあるそうです。
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_qa_detail&target_c_qa_id=38380
この辺りの川の護岸がいつからコンクリートになったのか知らないのですが(もう数十年前?)、きっとその前にはここにミソハギの群落があったのでしょうね。その時に残った地下茎が頑張って顔を出してきたのではないでしょうか?「ど根性ミソハギ」ですね。これからもここで咲き続けてほしいと思います。
今朝も6時半頃ウオーキングをして名前がわかったこの花を見てきました。近寄ることができないので、これまではなんとなくぼんやりしていたのですが、ミソハギだとわかるとネットで見た画像にそっくりではっきりと見えたので、園芸相談に出して本当によかったです。回答いただいた方、本当にありがとうございました<(_ _*)>
今日は広島は平和記念日です。このミソハギが咲いている辺りも爆心地から2キロも離れていない位置で、多くの方が亡くなっています。前日にこのミソハギが仏花だとわかったことに感慨がありました。犠牲になった全ての方にこの花を捧げ、平和を祈念したいと思います(—人—)
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こんばんは。
返信するミソハギですね。うちは7月がお盆ですが、お迎え火や送り火を焚いたあとに、ボールに水を入れて蓮の葉を浮かべ、小さく切ったナスを入れたものに、束ねたミソハギを浸けて、その水を3回 焙烙に掛けます。
以前、「夕凪の街・桜の国 」という漫画や、目黒の五百羅漢寺で「移動演劇さくら隊」の法要に出席して、原爆の事を知りたくなり、広島に旅行に行った際の事です。
平和公園に着いて、バスを降りて数歩歩いたところで、両足首を握られてようになり、前にバッタリ倒れました。
周りにいた人たちが慌てて駆け寄る中、仰向けになると抜けるような青空が見え、「物見遊山で来てはいけない」と、声が聞こえた気がしました。
今日は父の命日ですし、勤務先でも毎年 亡くなられた方の慰霊祭が行われる日です。
8月6日と言うと、平和公園の事を思い出します。
レプトさん、こんにちはー♪( ̄▽ ̄)ノ″コメントありがとうございます。
広島の街、特に旧市内は至る所で多くの方が犠牲になって、被曝体験記や原爆の絵で知った場所を通るとそのことを思い出します。ミソハギの生えている川沿いは当時陸軍工兵第五連隊があった場所で、多くの兵隊さんが犠牲になりました。また、市内から郊外に逃れるための通り道にもなっていたため、避難所にたどり着く前に途中で力尽きて亡くなる被爆者の方も多かったようです。女学校を卒業したばかりの母が勤務先で被爆したのもこの近くでした。
レプトさんは平和公園で不思議な体験をなさったのですね。私も8月6日を前にミソハギに呼んでもらったような気がして、ウオーキングのたびに立ち止まってミソハギを見ています。核兵器が未来永劫使われないことを祈るばかりです。
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