ユニフロラ、その後

写真1

写真2

8月6日の日記、ウトリキュラリア ユニフロラ（Utricularia uniflora）の葉挿しをしていた鉢の水苔上にカビ（エノキの菌糸？）が伸びてきましたので（写真１）、もう一枚の葉挿しを同居させているヒメムシトリスミレの鉢に移植しました。写真２において、左が移動した葉、右がヒメムシトリスミレの鉢上で芽が出た葉です。

なお、菌糸が伸びている鉢（写真１）に見えている葉は、ウトリキュラリア ビフィダ（Utricularia bifida）です。通常、本種は一年生扱いで、種子で維持をするそうですが（文献１-２）、もしも、本種の葉や茎から不定芽が出れば、おそらく、私の苦手とする種子での種の維持から回避されるので、今、お試し実験中です。今日、カビ食のトビムシを大量追加しました。この鉢には導入したトビムシが元々少ないのに、餌のエノキタケ1cmを与えており、食べ残しがあったので、カビが食べ尽くされなかったのかも知れません。一方、引越しをしたヒメムシトリスミレの鉢には、与えたエノキタケ1cmを一日で食べ尽くします。

8月6日の日記

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1238854

文献１
近藤 誠宏・近藤 勝彦 （1972) 食虫植物 入手から栽培まで, 文研出版, 292pp., ISBNがない？

文献２
田辺直樹（2010）食虫植物の世界―420種 魅力の全てと栽培完全ガイド, エムピー・ジェー, ISBN 9784904837047

• （虫）ウトリキュラリア属