風呂場のタイルの目地を埋めた｜園芸日記bytoraji2023｜みんなの趣味の園芸

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先日、風呂場のタイルの隙間から巻貝集団が湧いてくるという珍事があった。
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1225652

よく見ると、タイルと排水溝のステンレス部分の間の目地材がなくなり、その下の砂地部分が露出した状態になっていた。砂地なので当然土に住む生物の類も通れるし入ってくる、ということのようだった。
大家さんにこの件を報告したところ、「ネットで調べたら巻貝はナメクジの仲間だった」（←調べなくてもこれはまあその通り。ナメクジは進化の過程で殻を捨てた貝である）とナメクジ用スプレーを買ってきて振りまいていたが、私の懸念は巻貝が出てきた隙間そのものにあったので、その点を強調した。巻貝自体は拾って捨てればいいが、巻貝が出てくるような隙間が風呂場の床にあることは問題だ。これはつまり、排水溝に流れ込むべき水がこの隙間から床下に流れ込んでいるということになる。家の維持にとって非常によくない。……と強調したところ、「じゃあこれで直してみて。今時業者さんを頼むと何十万もかかるんだよね」と工具箱から補修用の目地材を出してきて渡された。大家さんは家のちょっとした修理は自分でやってきたらしく、道具はいろいろ持っている。
で、やったことはなかったのだが、YouTube動画等によるにわか仕込みで目地を埋めてみた。丸二日ほど乾かし、今日初めて水を流してみたが、ひとまず大きな水漏れ部分は埋められた模様。ただ、この手の作業によくあるが、周りを見始めると他にも怪しい部分が次々と見つかってきりがない。そのへんは見なかったことにしておいた。

引っ越し先を物色していると、「ボロボロの戸建てを格安で貸すので自分で直して使ってくれ」という物件がたまにある。ちょっと心引かれるのだが、修理の費用や労力を考えるとまあ割に合わないだろうなと自制している。最悪の場合、いろいろ直して住み心地良くなったところで、「やっぱり取り壊すから出て行って」となる可能性もある。新しい小綺麗な賃貸は「汚すな」とうるさいのが多いし、古くて好きに使えるのは建物ごと取り壊されるリスクがあるし、そのへんが悩ましい。


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