仕訳の準備　646-G1(2019)

写真1

写真2

写真3

テスト蒔きの２つ目の仕訳の準備です。
今回もNBRPの遺伝型の表記を元に予測を行います。
この子もまだ牡丹を見たことがありません。
というか、これまで複数G1種を蒔いているが、柳すら見たことが無い。
まるで正木のような親木（候補）です。
ただ、稔性は高く種はたくさん確保済み。

646-G1(2019)　青打込弱渦並葉白丸咲（牡丹）
646（最終出物）　青打込弱渦柳葉白采咲牡丹
遺伝型（親木）cm1/cm1 ct-w/ct-w ca/ca【+/m-w +/dp】(NBRP)
遺伝型（最終出物）cm1/cm1 ct-w/ct-w ca/ca m-w/m-w dp/dp (NBRP)
遺伝型親木） cm1/cm1 ct-w/ct-w ca/ca dl/dl【+/m-w +/dp】
※古典的表記から自分の予測した遺伝型（親木）も併記します。
dlが連鎖していると思ったので、付け加えたが、どうだろう。
他は同じです。

表1は予測結果です。
子葉のタイプは2種類。
葉出物が、子葉鑑定で判別できそうです。
出現比率は、打込弱渦並：打込弱渦柳＝3:1です。
柳+/m-wは表現型が現れないことを前提としていますので、正しいかどうかはわかりません。

それに基づいて分類した子葉を写真2に示します。
type a が12/19
type b が6/19
type x　が1/19
となりました。
type aは股をあまり開きません。
type bは股をやや開きます。
打込＋弱渦ですので、もっと表現型に現れそうですが、こんなものでしょうか？
それほど肉厚というわけでもありません。
いずれも全体的にふと短い印象です。
type cは裂片の先端が尖り、全体的に細くなります。
しかし、これは本当に柳でしょうか？
まるで獅子のような印象です。
柳は、もっとブーメランのような形になるのでは？
まあ、すぐに本葉が出てきて、この予測が正しいかどうかわかることでしょう。
牡丹は花芽がつくまでわかりませんので、育てる必要があります。

写真３は前にも出したかもしれませんが、646-G0（親木候補）の花です。
この子供たちを今テスト蒔きしています。
花の後ろに本葉が見えますが、打込弱渦であるように見えます。

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