formosanaさんの園芸日記
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仕訳の準備 1095-G1(2021) テスト蒔き

2024/08/19
仕訳の準備 1095-G1(2021) テスト蒔き 拡大 写真1

テスト蒔きの最後は、1095-G1です。
すでに、今年の本栽培では少数ながら牡丹出物と車咲が出ているので、親としては申し分ないことは確認できています。
ただ、まだ慣れていなくて、個体を子葉の段階からきちんと区別して、子葉鑑定、本葉鑑定、牡丹探りと進めるべきところ、子葉のタイプが良くわかっていなかったことから子葉鑑定をすっとばしてしまうミスを犯しました。
さらに、今の遺伝型からは黄葉が出る理由が良くわからず、もう一度試したいと思っていました。
ということで、乾燥状態のストック1095-G1種には手を付けず、最後の最後で採った種がティッシュにくるんだまま残っていたので、それを使うことにしました。
そもそも、この夏の一番暑いときに発芽するとは思ってなかったというのもあります。

今回は、NBRPの遺伝型を使います。
1095(親木) 青縮緬葉白筒紅台咲
1095(最終出物) 青縮緬立田葉白筒紅車咲牡丹
遺伝型(親木) cm1/cm1 cp/cp r1/r1 tr/tr (+/m-m1)【+/dp】(NBRP)
遺伝型(最終出物)cm1/cm1 cp/cp r1/r1 tr/tr m-m1/m-m1 dp/dp
自分の見立てと違っていたのは、打込cm1を持っていることです。
古典的表記名に「抱」が無かったことから、打込cm1は持っていないだろうと予測したのです。
ただ、車咲の本葉が芝舟様(抱縮緬立田)であることが判明し、実際、子葉ではわからないが、本葉は抱が見られることからcm1は持っているのだろうと思います。
それならば、最終出物は青芝舟葉白筒紅車咲牡丹になるはずなのですが、実際にうちの2株の最終出物(と思しき出物)の本葉は、芝舟ではなく、縮緬葉でした。
なんかまだモヤモヤします。

前置きはこのくらいにして、仕訳準備の結果は表1になります。
大きな変更はありません。
NBRPの備考欄に書いてある記載は意味が良くわかりません。
この系統は柿dyは持っていないはずですし、斑入でもありません。
どこに黄の要素があるのか?
記載されていない、別の遺伝型が関係しているのか?
本当に黄は再現できるのか?
まだわからないことだらけです。
ちなみに、白は筒紅trと連鎖したr1であるとなっていますが、r1には2安定タイプr1-2と易変性r1-1の2種類があるということです。
もし、この系統のr1がr1-1で、トランスポゾン(trp1でしょう)が抜けたら何が起きるのでしょうか?

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