本葉鑑定　646test

写真1

写真2

残念なお知らせです。
本葉が出揃った646テスト蒔きですが、予感が的中しました。
この系統は采咲牡丹を隠し持つ。つまり、柳を持つはずだったのですが、20/22発芽して柳葉はゼロ（写真1）。
ということは、柳抜けの親だったことになります。
牡丹は隠し持つ可能性はありますが、これまで出物がでたことはないので牡丹も抜けている可能性が高いと思っています。
もはや正木と言っても良いと以前書いたかもせれませんが、本当に正木だったとは。
全部同じに見えます。
葉の凸凹で打込を持つことは良く判ります。
偶に、側方裂片を持たず、全体的にやや細い葉もあるのですが、これが柳ということはないでしょう。
同じ個体の他の葉は正常に見えますので。
親牡丹では面白くありませんので、この系統はこれで終了です。
ということで、残念ながら外れを引いてしまったようです。
たくさん取った種ももう蒔くことはないでしょう。
打込と弱渦はhomoのようなので、エフェクター導入用の親として交配には使えるかもしれません。
でも、やっぱり采咲牡丹見たいデス。
来年、同じ系統があれば歴博で入手するか、九州大学に頒布依頼を出します。
本当だったら写真2のような子（歴博・くらしの植物苑2019年、采咲牡丹はありませんでした）が出るはずでした。

これまで綺麗な白丸咲を見せてくれてありがとう。
感謝の気持を込めつつ、次、行ってみよう！

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