釣鐘水仙とチューリップ

写真1

写真2

自分はもともとニュース記事や社会問題にツッコミを入れる
タイプの時事ネタブログを書いていたのが始まりのせいか、
はたまたNHK-BSプレミアム「植物男子ベランダー」の原作
「ボタニカル・ライフ」のいとうせいこう的なコラムを
読むのが好きなせいなのか、

今でも「だ・である」で書くというか「です・ます」では書かない
のがクセになっている。
（コメント欄はコミュニケーション領域なので除く）

しかし最近の芸能人ブログやここの園芸日記を見ていると
日記の本文も「です・ます」文体が主流なんだねぇ。

うぅむ。

まぁ　世間様に迎合する気は無いので

人は人、自分は自分で“我が道を行く”でいいじゃないかと
これまで続けてきたんだが、もしかして
読む人にはとっつきにくい、怖い印象を与えているのかも
しれないと思わないでもない。

一昨夜の「植物男子ベランダー」を録画で見ながら
ああ、自分はこれだよなぁ、同類だよなぁと共感。
（主演・田口トモロヲの独白ナレーションが「だ・である」調）

そもそも

リアルな日記（文房具店や本屋で買ってくる日記帳に書く日記）
に「です・ます」調で書く人なんていないだろう？

そんなに読者の目を意識して“日記”を書くなんて
なんだか間違ってやしないか？

自意識過剰とは言わないまでも。

まぁ　アラサー理系女子の職場の実験ノートに「」が
書いてあるようなのは多少問題かも知れないけども。

プライベートだし日記だし。ブログじゃなくて、日記。
園芸日記。

そういう考えが古いのかな。


釣鐘水仙とチューリップ

先日の宇治市立植物公園でなぜか1株だけ樹木林の路肩に
ひっそりと咲いていたピンクの釣鐘水仙。
（ヒヤシンソイデス・ヒスパニカ、別名シラー・カンパニュラータ）

タネが飛んだか、もともと多数植えられていて1株だけが
処分されずに生き残ったのか。

枯れ葉に埋もれ、葉っぱも虫に食われていて
気付かないで通り過ぎる人もいた。

でも右へ倣えの同じ向きに整然と咲いているチューリップ花壇
とは違う、凜とした美しさに惹かれる。

チューリップもきれいだし賑やかで華やかで
はたから見ているぶんには良いけれど、
自分はひっそり咲く釣鐘水仙でありたいと思う。


なんてな。

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