uesugiさんの園芸日記
写真

他のプロフィール画像を見る

uesugiさん  京都府
お気に入りメンバーに登録
2014年05月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリ
5

芍薬にたとえる

2014/05/10
芍薬にたとえる 拡大 写真1 芍薬にたとえる 拡大 写真2

カメラ
シャクヤク(芍薬)‘フェスティバマキシマ’

鉢植え。白花の高性品種。

咲いたり咲かなかったり蕾のまま茶色くなったり
毎年なかなかすんなりとは咲いてくれない。

株元にカラーリーフやギョリュウバイなんかを
実験的に寄せ植えしちゃっているからだろうか。

芍薬は寄せ植えには向かないと思う。
植え替えもできないし。

って、誰も芍薬で寄せ植えなんかやってないか。

カメラ
NHK「週間ニュース深読み」より

NHK総合テレビの一般向け番組にしては珍しくLGBTを
取り上げていたね。

レディ・ガガ(バイセクシャルを公表)とか
ジョディ・フォスター(レズビアンを公表)とか
目に付く海外の芸能人を紹介したのはよくあるけれど、

この図表(フリップ)が素晴らしいのは、体の性別と心の性別と
恋愛対象の性別をほぼ(※)漏れなく一覧表示している点。

よく見ると(よく見なくても)性同一性障害のうち、
体は女性、心は男性、でも恋愛対象も男性、という人や
体は男性、心は女性、でも恋愛対象も女性、という人も
世の中には存在しうるのだということを
(とくに説明はしていなかったが)ちゃんと示している。

体は女性、心は男性、でも恋愛対象も男性、という人については
村上春樹の長編小説「海辺のカフカ」で
登場人物のうちの重要な一人として描かれている。

自分は「海辺のカフカ」を初めて読んだとき、
とても衝撃を受けたのを今も覚えている。

世の中には、ストレート(異性愛者)と、
ゲイ・レズビアン(同性愛者)と、
バイセクシュアル(両性愛者)と、
トランスジェンダー(心の異性愛者)しかいないのだと
その当時は思っていたから。
トランスジェンダーの中に「心の同性愛者」があり得るのを
すっぽり抜かしていたのだ。

そして自分は(体は男で心も男だが)
「海辺のカフカ」に出てくるその人物のような人
(体は女性、心は男性、恋愛対象は男性という人)を、
本当は恋愛対象として求めているのかもしれないと
少し考えたものだった。

まぁ実際にはそういう人物と出会ったことがないので
結論は出ないままだけど。

閑話休題

ゲイを薔薇(族)、レズビアンを百合にたとえるのなら
トランスジェンダーはどんな花にたとえればいいのだろう?

自分なら、芍薬にたとえたい。
接ぎ木で育つ牡丹の台木にも使われる、芍薬。

そのままでもとても美しいのに
性別を手術で入れ替えても
また別の美しい“人生の花”を咲かせることができる、
根っこの強い人たち。

そんな人たちに敬意をもって、芍薬にたとえたいと思う。


(※)註記
ほぼ、というのは最近のニュースで性転換手術を途中で
やめた人が、男でも女でもない「第三の性」の存在を
訴え、裁判で認められたという話をネットで読んだから。
第三の性を何の花に喩えるかは難しい。
ゆっくり考えておこう。

「芍薬にたとえる」関連カテゴリ

みんなの趣味の園芸にログイン/登録する

※コメントの書き込みには会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!