アズマネザサに絡み付いたツル植物のヤブガラシ(ブドウ科)が小さな花を着けています。平たく広がった大きな花序には、オレンジ色の花とピンク色の小さな花が上向きに着き、沢山のアリがやってきています。花びらは緑色で目立ちませんが、開くと中からオレンジ色のおぼんのようなものが顔を出します。これは花の基部が厚く広がったもの(花盤)で、たくさんの蜜を出します。蜜が隠されず露出しているので、様々な昆虫が、蜜を舐めにやってきます。小さなハエやアブ、蝶、甲虫、アリやミツバチ、アシナガバチやスズメバチまでやって来るようです。誰でも歓迎の大衆酒場といったところです。花びらや雄しべは、開花後、半日ほどで落ちてしまい、今度は、中央の雌しべが長く伸びて、花は花粉を受け取る状態(雌性期)へと変化します。すると、花盤の色もピンク色へと変化します。蜜はまだ出しています。しかし、翌日には蜜も出さなくなり、ピンク色も薄くなって、向きも横向きへと変化し、花は役割を終えます。
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こんにちは🌺、はじめまして。
返信するヤブカラシなぜあんなにも虫が集まるのか不思議でしたが、やっと理解出来ました。カナ?
どうもありがとうございましたm( _ _ )m
dokokanototoro様
返信するコメントありがとうございました。
字数の制限があるのであまり書けませんでしたが、まだまだ不思議の多い植物です。
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