台風と朝顔展｜園芸日記byuesugi｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

台風12号が来る前に、というわけで早朝から京都府立植物園の朝顔展へ。もちろん出品じゃなく見学に。

１
朝顔‘永寿楽’

２
朝顔展の様子

解説の（京都朝顔半日会の）人が言っていたが、今年は豪雨と猛暑のせいで蕾がとんだり（即ち蕾が着かなかったり着いても黄変して育たなかったり）開花ピークが例年よりも早く来てしまい、展示会2日目だというのに展示できる鉢が例年よりずっと少ないそうな。

確かに２を見ても全体的に花数が少なくて寂しい感じ。京都といえば絢爛豪華な京風数咲き作りが有名なのに、1～2輪咲きの切り込み仕立ての鉢ばかり目立つ。

数咲き作りの基本である6輪同時咲きの鉢は、なんと「本日の銘花」の1鉢だけだった。

うちで育てている‘団十郎’に蕾が全然つかなくて（蕾のように見えたのはすべて脇芽だった）、困ってるんだがどうやら自分の栽培技術不足のせい、というわけでもなかった模様。

会場の半日会の人に相談したら、団十郎は特に花の咲きにくい品種というわけではないけれど（※）、すでに孫蔓が20cm以上伸びていて蕾が全然ないのであれば、蕾の代わりに出てくる脇芽はこれからは摘まずに（今年は数咲き仕立ては諦めて）、脇芽を伸ばすだけ伸ばしてそこから咲く花を使ってタネ採りのほうに専念して（団十郎は来年用の種子がつきにくい為）、ほかの品種で数咲きを楽しんだ方が良いですよ、ということだった（それほど本物の団十郎の種子は貴重なんだとか）。

う～ん。

３

明日は臨時休園にするという貼り紙があちこちに…。

ちなみに明後日以降は通常通り（といっても朝顔展は7月31日（火）まで）続くそうな。

（※）註釈：
ただし「朝顔百科－アサガオの栽培・仕立てから園芸文化史まで－」（朝顔百科編集委員会編・誠文堂新光社／2012年発行）には、‘団十郎’は「着蕾悪く、素股（葉腋に蕾も芽も着かない状態）が多い。初心者には難しい品種。」と書かれている（p.61）。


リンゴ 2024/07/07	久々にランをお... 2024/07/07	カルーナガー... 2024/07/07

荒天 2024/07/07	クレマチス浮舟 2024/07/07	暑さに強くなっ... 2024/07/07

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みんなのコメント（2）

donyi 2018/07/28

こんばんは～

こちらも同様です。
朝顔の会の方も、大雨で花芽が小さいうちに流れ、その後の高温で全く花芽が付かない・・と嘆いていました。

私も、日記にも書きましたが、早々に開花してしまい、現時点で、すでに種が採れてしまったものもあります。

開花した時に写真を撮って残してあったのでプリントアウトして一緒に展示してあります。

今年初めての参加で、期間中に開花させられること自体、凄い事だと思っています。

明日は臨時は休園ですか・・明日開花した朝顔を見てもらえず・・・残念ですね。