やっぱり本が好き（３５）加藤正明さん

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最近、寝る前に布団の中で楽しみながら読んでいる園芸本があります。著作名は「達人が教える！　農家直伝　美味しい野菜づくり」という本で著者は加藤正明さん　永岡書店という出版社から今年、出版されています。

加藤正明さん・・・どっかで聞いたことがあるぞと思いながらページを見開いてみるとすぐに分かりました。　ＮＨＫ「やさいの時間」で講師をされている加藤さんでした😊

加藤さんは東京都練馬区にある体験農園「百匁の里」の園主をされている方です。自分の記憶が正しければ、「やさいの時間」で畑が出るときに画像の隅に「百匁の里」とテロップが出ていたような気がしますが、少し自信がありませんが・・・💦（すいません💦）でも「やさいの時間」が始まった当初から加藤さんの穏やかな物腰で熱心に野菜作りを語る姿を食い入るように見ていました。



この本の構成は畝作り・種まき・支柱などの基本的な園芸作業の説明から始まり、その後にそれぞれの野菜の栽培方法が掲載されています。初心者に分かりやすく書かれている本だと思います。

「やさいの時間」を見ていた時から思っていたことは加藤さんが施す肥料の量が少ない、特に追肥量が少ないということです。

例えば大根の追肥の場合、８－８－８の普通化成で追肥は１回のみ。しかも１株に１０～１５粒ほどの普通化成を根元に撒くと具体的にこの本に書いてあります。少量の肥料で野菜を育てている自分の感覚でもかなり少ない追肥量です。（自分は肥料の濃度がおよそ２倍の１４－１４－１４の高度化成肥料を使用していますのでこの本を参考にすると普通化成の半分量、５～７粒の肥料で１本の大根の追肥が完了ということですから・・・・）（注）それ以外にも元肥は施されています。

昔の園芸本の場合はよく、葉が４～５枚ほど増えたらここで追肥すると書かれ、画像には手にたっぷり化成肥料を持ち、土にたくさん撒いた肥料の画像が載っていることが多々ありますが、画像の通り実施すると必ず失敗すると野菜を１回でも育てたことのある経験者であれば分かる量の肥料を与えている印象を受けます。

追肥をするというイメージを画像にしているんだな思うのは、かなり家庭菜園を経験したことのある方のみ知ることであり、初心者は画像を鵜呑みにして実施し、失敗してから肥料を施す量が多かったと初めてそこで知ります。

その点、加藤さんの園芸本は具体的に必要な肥料の量がイラストや画像を見ると経験的に野菜に適切な量（少し少ないと自分が感じるくらい）と分かるため、そのまま実行していいという安心感があります。

他に本を読んでいて印象的だったコメントは、キュウリの項目に書かれていたもので株が安定して充実してきたら２０㎝位で収穫すると書かれている横に🥒のイラストがあり、そこには３０㎝くらいに育ったジャンボキュウリが実は青臭さがなくキュウリが苦手な人でも食べやすいと経験を踏まえたコメントが載っていたので、こういうコメントって園芸本ではあまり見かけた記憶がないな～と思いました😊

図書館から借りて１回読み終えてから、現在２回目に突入してますが布団に入り楽しみながら読み進んでいるので途中で居眠りして顔に落っことして終わるの繰り返しです（笑）でも少しずつですが２回目も読み飛ばしたところがないか慎重にゆっくりと楽しみながら読み進んでいます。

著作には本人も登場しており、マッチョメンな加藤さんの腕の筋肉も見る価値があると思います💪✨✨

本当に園芸本ってその方の野菜花に寄せる情熱が読んでいても分かるので本当に興味深いし読んでいて楽しいと感じる次第です。

園芸が好きで本当に良かったとおもいます😊

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