難発芽性種子といえば、
蓮のタネをやすりで削ったり、
朝顔のタネの端をハサミで切ったりして
播種するといった知恵が昔からありました。
硬実種子に対する対処法って、指で摘まめる大きさなら対処できるんだけど、
チョークの粉のような
世界最小のタネならどう処理すればいいか?という問題が、ボクの卒業論文のテーマだった。
物理的なアプローチ?
化学的なアプローチ?
生化学的なアプローチ?
様々なことを試していた思い出がある。
超音波浸透機で物理的に攻めて、
次亜塩素酸ナトリウム(ハイターの主成分)で化学的に攻めて、
発芽抑制物質を溶出させるといった生化学的にも攻めた。
その結果、難発芽性種子の発芽率を向上させられることがわかったのだ。
いまから思えば、
恩師は基礎の基礎の基礎をなにもわからない若造に叩き込んでくださっていた。
感謝ですね。
画像はフラグミペデューム、
ラン科植物のパフィオペディルムなどは
昔から、難発芽性種子といわれ、フラスコ苗が作りにくかったんだ。
いまはいくらでも作れるようになったので幸せなことですね。
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