明治生まれで、とうの昔に向こう岸に旅立った祖母のツメレンゲ
あまり草花には興味のない人で
なぜか、このツメレンゲだけは可愛がるほどではないけど
ずーっと、手元に置いていました。
酷い貧しい一家の長女として生まれ
幼いころから家の手伝い、後からボコボコ生まれる弟や妹の世話で学校なんて1日たりとも行ったことがなかったそうな。
文字すらも読めない有様で学校にも行かされず文盲が故に
大変な苦労があったようで僕ら孫なんか
ちよっと調子が悪くて学校を休もうとすると
鬼のように怒って棒を振り回す怖いところもあったけど
日頃はすごく優しい祖母でした。
祖母が戦前に
お隣さんから貰ったというツメレンゲ
空襲で家が燃えたけど生き残ったツメレンゲ
そんなツメレンゲが僕の手元にあります。
絶やすわけにはいかないから春になれば株分けして
10鉢ほどに分散しています。
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すばらしい話です。
返信するキョービのチャラ男&巻き髪ギャルに聞かせたい。
もっとも、連中 聞いたところで何の感慨も持たないでしょう。
そんな苦労話など遠い過去の出来事としか思ってない。
日本原産オロスタキス属は日本産セダムやセンペルビブム属と性質が似ていて、関東以西の戸外で越冬します。
冬場は小っちゃなキャベツのような「冬芽」に変わり寒さにも枯れません。
一稔性で開花・結実したものは枯死しますが、盛んに子吹きしますから、絶える事はありません。
絶滅危惧種の蝶との関係もあるようです。
↓
「シジミチョウの一種で、絶滅を危惧されているクロツバメシジミの主要な食草で、同蝶も本種の分布に従い分布している」
湯島臥牛さん
返信する十分に日の当たる場所であれば
野ざらしで手をかけようにもないほど強いですね。
花は塔が立つような地味な白花で大したことはありませんが
存在感あります。
熊本の天草・御所浦てとこがクロツバメシジミ生息地として有名で地元ではエサとなるツメレンゲも保護しているようです。
いずれにしても大切にしていきます。
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