菊の話題が続いたので、
今回は鉢植えで展示中の原種シクラメンをご紹介してみます。
写真の種類は代表的な原種・ヘデリフォリウムです。
園芸店でも時々見かけますネ。
花びらの元にある微妙な曲線と模様がチャーミング~です。
白花と言われる系統も完全な純白ではなく、
ほんのりピンクが残ります。
葉っぱは花が終わる頃になると伸びてきます。
以前はネアポリタナムという名前で呼ばれる事が多かったのですが、
分類学上の名前が変わって、
今ではヘデリフォリウムに名称変更になりました。
丈夫な原種で、
水はけがよい庭では植えっぱなしでも毎年花を咲かせます。
もちろん鉢植えでもよく育ちます。
普通のシクラメンと違って、
ヘデリフォリウムは球根の上面から根が出てくるので、
浅植えで球根が見えていると、
根を伸ばすことが出来ないので要注意です。
3枚目の写真は種が稔りつつある様子です。
グルグルとゼンマイのように巻きながら、
根元近くに収納されていきます。
種子が稔る時期でもそのままなので、
どんな意味がある性質なのか不思議ですね。
雰囲気的にはバネでビヨ~ンと種を飛ばしたりしそうなのですが・・
シクラメンという名前の意味は、
サイクルと元は同じなのだそうです。
グルグル巻きの花茎が名前の由来なんですね。
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花屋の店頭でもシクラメンを見るようになってきて、
返信するすっかり冬が近付いているなぁ、という感じですね。
名前の由来は初めて知りました。
確かに3枚目の写真、山菜のゼンマイみたいです。
見事な渦巻き!
ゆうき様、こんにちは!
返信するお花屋さんの店先はハロウィンモードが終了してから、
一気に冬&クリスマスの雰囲気になりましたね。
もう今年も残すところ、あと一ヶ月半ほど・・・
原種シクラメンのグルグル巻きは、
本当に美事です。
自然には不思議な形が沢山ありますね。
おはようございます。
返信するヘデリフォリウムは去年もらったのが白はお花が咲いていますがピンクはまだ咲いていない・・・と思ったら葉っぱのほうが出てきてしまいました。
ということはもうお花は咲かないんでしょうか。
原種であっても豚のまんじゅうって言うんですか?
ひかるり様、こんにちは!
返信するヘデリフォリウムは葉っぱが先に出てきてしまうと、
その年は咲かないことが多いです。
ただ、株によっては葉と花がほぼ同時に出てくることもあるので、
11月いっぱいは蕾が出てくる可能性があると思います。
「豚のまんじゅう」は、
一般的な園芸種のシクラメンにつけられた別名のようですね。
シクラメン=豚のまんじゅう、となると、
原種シクラメン=原種豚のまんじゅう
って事になってしまいそうですが、
少々響きが悪いので、
原種は呼ばないことにしちゃいましょう。
学名もブタノマンジュウ属とは呼びませんから・・
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