“エゴノキ”の剪定

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写真3

2017年、私は「我が家の庭の空きスペースにどんな木を植えよう」と植木カタログをめくっていて、“エゴノキ”の白い可憐な花の写真に心を奪われた。
「よし、こいつに決めた」。私はネットで“エゴノキ”の苗木を購入した。

植え付けた時は、か細い、ポキンと折れそうな数十cmほどの苗だった【写真①】（2017年11月18日撮影）。
ところが、“エゴノキ”の旺盛な成長力は凄まじい勢いだった。
ネットで検索しても「手に負えなくなり、泣く泣く“エゴノキ”を伐採した」などという失敗談を目にすることが多い。

我が家の“エゴノキ”は、困ったことに地上1メートルのあたりで三つ又（「Y」の字にもう一本加わった形）に分岐して、それぞれの枝が45度上方に成長を始めてしまった【写真②】（2020年12月13日撮影）。
そのため、“エゴノキ”の横を通行するには、体を屈めて歩かざるを得ず、狭い我が家の庭は非常に使い勝手の悪い庭と化してしまった。

本音を言えば、邪魔な斜めの枝をもっと早い時期に剪定したかったのだが、
「落葉樹は休眠期の冬季に剪定すべし…」と教本にある。

ほとんどの葉が落ちるのを待って、今朝、選定した。
たまたま三つ又の分岐点から伸びた一本の枝から真上に向かって伸びる枝があったので、
その枝を残し、残りの三本をバッサリ根元から切ってしまった【写真③】（2020年12月13日撮影）。

とにかく、成長スピードが旺盛な“エゴノキ”。
2、3年剪定を怠けていると大変なことになると思われる。
あまり強剪定で不格好な樹形にしたくない。
やはり、「花後」と「落葉期」の年2回程度に小刻みな剪定に心掛けたい…、そう思った。

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