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当方が育てて開花した沖縄の県花デイゴが毎日新聞、琉球新報、沖縄タイムスに掲載されて、ネットなどでも話題になっております。特に本土の人はどうも鹿児島の県花アメリカデイゴ 別名:カイコウズ(海紅豆)と同じと思ってる方がほとんどですが、同じデイゴ属ですが別種です。アメリカデイゴは半耐寒性落葉中木で本土でも関東くらいまでなら外で越せます。原産地 南アメリカ(ブラジル及び北部アルゼンチン)樹高5m~7mくらいです。開花期も年に2回3回咲きます。葉が丸いので別名マルバデイゴ、花と葉が同時に展開しインパクトがなく、沖縄ではあまり植えられておりません。沖縄デイゴ(別名エリスリナ) 本種によく似るが、一番先端の葉が卵形でかつ裏面にビロード状の毛があるため見分けられる。インド、マレー半島原産で、寒さに弱いため本州での地植えは難しい。葉もスペードみたいな形をしており大きさも15~18cmくらいあります。アメリカデイゴは葉も小さいです。他にサンゴシトウもあります。デイゴ属は数百種類あり、観賞価値が高いのは沖縄デイゴです。落葉または半落葉して花が咲くのでまるで枯れ枝に花がついてるようでインパクトがあり、花が大きく穂も長いです。年に1回3月~5月しか咲きません。沖縄でもうりずん、初夏を代表する花です。本土で個人で開花させたのは当方だけです。だから話題に上りました。島唄に出てくるデイゴは沖縄デイゴです。横浜で咲かすと夜温が低いので開花が長いです。花後に10号鉢に植えたので来年は枝数、花数も増え満開になるでしょう。もう1個あるのも数年で開花します。本土の植物園でも数件しか所有しておりません。都内でも3件だけです。沖縄デイゴは苗木が生産がなく、ごくまれに実生苗が出回っておりますが、高木になると実生からだと鉢植えで咲かすまで10~20年以上はかかります。もしくは実生だと鉢植えで咲かしきれないでしょうね。当方のは挿し木で1年8か月で開花しました。特に沖縄の人たちがびっくりしてました。沖縄デイゴとアメリカデイゴの違いはネットで写真などを見れば一目瞭然です。本土の人はなじみがないので違いがわからないのです。当方は沖縄の園芸家と交友があるので出来る事です。冬の温度管理と乾季と短日3つ揃って開花しやすくなります。これからも珍しい熱帯花木を日々研究して咲かせたいです。コメントなどいただけると幸いです。
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