カエンボクの取り木苗に5つ蕾が出来て膨らんでおります。去年は日照不足で蕾が落ちましたが今年は南西の部屋に入れており光も温度もあるのでたぶん1か月ほどで開花するでしょう。他にも奄美聖紫花、沖縄シャリンバイ、アカバナイペー、トックリキワタの接ぎ木苗に蕾が出来て膨らんでおります。トックリキワタは少し寒に当てて乾季を作ったので丸坊主になりました。これで咲けば南半球と同じ咲き方になり豪華で派手です。外のジャカランダとキバナイペーがまだ落葉しない所を見るとまだ寒さを感じていないのでしょうか?落葉すれば断水して乾季を作ります。ジャカランダも南半球みたいに先に花が咲き後に葉が展開するパターンになるはずです。熱帯花木はすべて雨期と乾季が関係してきます。大阪などでトックリキワタの接ぎ木苗が咲いてる画像がありましたが花数が少なく葉と花が同時に展開なのでインパクトがなくあまりキレイではありませんでした。熱帯花木の落葉樹は乾季に休眠状態にならないと花が咲かないか、咲いても花数が少なく葉が同時に展開するのであまりキレイではありません。つまり寝ぼけて開花するんですね。起きてみたものの乾季だか雨期だかわからない。季節感がなくなってる状態、日本には明確な雨季と乾季がありませんだからおかしな咲き方になるのですね。ただし鉢植えなら人工的に乾季と雨期が作れるのです。今年は熱帯花木の落葉樹たちが葉を落とし始めたら断水して乾季を作り芽が吹いてきたら水をあげる雨期を作るこの実験をしている所です。結果は来年の春にわかります。
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