ユニーさんの園芸日記

冬の園芸作業 その② 松の「もみあげ」

2022/01/12
冬の園芸作業 その② 松の「もみあげ」 拡大 写真1

古い松のことは全て庭師さんにお願いしていますが、若い松の「もみあげ」は私がしています。
「もみあげ」というのは前年の古葉を取る作業のことです。
本来は12月中にするらしいのですが、その頃は忙しくて気が急くのでお正月明けにすることに。

何も考える必要のない単純作業だからやってみなさいと、うちの剪定を長くされてきた前の庭師さんに言われたのが始めで、もう12~3年にはなるでしょうか。
黒松はしっかり毟る。赤松は芽の欲しい箇所は僅かに残す。優しく少しずつ毟る。注意事項はそのくらい。ただ無心に毟ります。少し混み合った小枝もこの時期に取ってしまいますので、こちらは何も考えないというわけにはいきませんが。

松の「もみあげ」は形を整える為だけでなく、害虫の越冬を防ぐ為にも必要な冬の仕事の一つです。

施肥などは汚れる仕事ですから来客のお約束がある日にはできませんが、「もみあげ」はちょっとした暇に少しずつできるのがいいです。服は汚れませんが、手は松脂でネタネタになります。

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みんなのコメント(4)

こんばんは。

もみあげは良い松を作るには必須ですが、そこまでやってくれるプロは採算が合わないのでまずいませんね。

ウチの父も今やっていますが、私の世代になったらとてもできません…。

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単純作業の割に手間がかかるので、人役のお支払いがすごくかかってしまうんですよね。
鉢植え100%さん、今晩は。コメント有難うございます。

この作業が、何と云うか、割と癖になるんですよ。お父様も(多分)そう仰ると思います。
余所のお宅へ伺っても、松の古葉が残っていると取りたくてムズムズしてしまう感じ。こう書くと変な人みたいですけど。

庭師さん達は、松のもみあげがしてあると「はっとする」そうです。
お父様にどうぞ宜しくお伝え下さい。寒い時期なのでご無理のありませんようにと。

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こんにちわ、数年前までは我が家にも和室の前に松があり庭師さんにお願いしていました。
その方がなくなり数年間は見よう見まねで自分でやっていました。
ほかの方にお願いしたら下の草花を故意ではないのですが踏み込まれて悲しかったので。

時間がかかるしとてもできなくて順番に洋風になってしまいました。

そこにジューンベリーを植えました。わーい(嬉しい顔)

その方は 松があるのとないのでは、格が違うんだよと言ってました。
もみあげ作業が終わって下から見上げた時に青空が見えるようにと言って見えたのを懐かしく思い出します。

お家柄守っていくのは大変でしょうが 楽しんでやって見えることがわかるのでうれしいです。

忙しいことだと思いますが日常に大木やいろんな植物の中に身を置かれていることうらやましく思います。

また楽しみに拝見しますハートたち(複数ハート)

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庭師さんが入られるお庭は草花が植えにくいですよね。やはり脚立を安全に立てることが優先されますし。

パープルブーケさん、今晩は。コメントを有難うございます

もみあげは他の作業と違って道具を出すわけではないので、暇を見つけては松の傍に行ってプチプチと毟っています。
家に居るからこそできる仕事ぶりで、1回は5分とか10分とか、他の作業に飽きたら行く感じでしょうか。
夏の草取りもそんな風ですが、草取りよりはずっと楽しいです。
松は丹精しても枯れる時は枯れますし、費用も含めてなかなかにメンタルを鍛えてくれる木ではありますね。
しかも「手が掛かる子ほど可愛い」的な魔性も持ち合わせております。

実生活では侘び寂びを目指しておりますが、好きなのはイングリッシュボーダーガーデンです。
本当はパープルブーケさんのお庭のようにクリスマスローズをいっぱい咲かせたい。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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